入院 3日目 手術後1日 ① | 【舌癌闘病記】Be a happy family ~がんを克服して幸せな家族になるぞ~

【舌癌闘病記】Be a happy family ~がんを克服して幸せな家族になるぞ~

読んで頂きありがとうございます。
このブログは、私が舌癌の告知を受けメンタルがかなり弱っていた時期に、たまたまこのアメブロで同病の方のブログを拝見し【とても】元気づけられたことをきっかけにはじめてみました。
つたない文章ですが、どうぞ宜しくお願いします。

朝方4時頃、ほとんど眠れないまま何度目かのO看護師とM看護師が来る時間になる。

昨夜は殆ど汗を掻くこともなかったが、今夜は汗でパジャマが大変な状態に。



ベッドの角度を変えながらO看護師に「起き上がれますか?」と聞かれる。

私 「はい・・・」

と言いながらなんとか体を起こす。

O看護師 「歩けるかちょっと試してみましょう。歩ければ自分でトイレに行けるので、おしっこの管は抜きますね。

よっしゃぁぁぁ、何としても歩かねば!

ベットからの立ち上がりは、2人に支えられてなんとか自分で立てた。

2人が横についてくれる中、自分の足でベッドから2m程度先のトイレまで歩く。

・・・が、身体がまだ思いどおりに動いてくれないことから、やたら遠く感じる。

点滴台に少し体重かけながら歩き、なんとか到着。

O看護師 「歩けそうですね!それではおしっこの管を抜きましょう。」

M看護師が尿を貯める瓶をトイレから持ってくる。

自分でパンツをおろし、ベッドの端に座る。

O看護師 「それでは抜きますよ~。息を大きく吸って吐いて下さ~い。」

私が吐くと同時にO看護師が管を抜く。

(「いってぇ”ぇぇぇぇ”ぇ・・・・」)

あまりの痛さに吐く息が震える。

やっとカテーテルが抜けた。

かなりの長さが尿管に入っていた様子。

M看護師が瓶に尿瓶の尿を移してくれる。

O看護師 「しばらくおしっこの際は痛むと思います。あまりに痛みが続くようでしたら、泌尿器科の受診もできますからね。」

O看護師 「それでは、今日の10時まではおしっこを溜める様にお願します。」

意外にも、やった~、管抜けた~!って喜びより、看護師さん2人の献身的な看護にとても有難さを感じた。

仕事とはいえ、どんな処置にも嫌な顔をせず、最後には笑顔で話しかけてくれる。

それで少しは心が癒される。

看護師さんの力って凄い・・・



朝6時、尿道カテーテルが抜けた後も結局寝れず

O看護師とM看護師が来る時間になる。

O看護師 「おしっこ出ましたか?」

私 「はい、でもやはり出す際に痛みがあります」

O看護師 「そうですよね・・・、だんだん良くなりますので、もう少し様子見てみましょうね。」

いち早くよくなってもらわないと、おしっこがしんど過ぎる・・・

O看護師 「それでは、御着換えしましょう。替えのパジャマはこちらでいいですか?」

私 「はひ、お願いします」

着替えの際、意外と邪魔なのが、手の甲の点滴と首に刺さっているドレーンにつながった血液パック(J-VAC サクションリザーバーというらしい)。

このパックを入れる袋を首からかけてもらう。

パックを作っているジョンソン・エンド・ジョンソンのロゴが入っている、他の方のブログでもよく見かけた、気になるデザインの袋。

pack

紙コップにパック内の血液を出し、何ccか計測する。

パックごと計測結果を書いたテープを張り付ける。

着替えのパジャマに袖を通した後に、袋にパックを格納する。

少しさっぱりし、気持ちも上向きになった



続きます