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ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

チェスを使った有名なパズルをご紹介します。

 

8×8マスの一般的なチェス盤を用意します。

クイーンのコマを8コマ用意します (え?)

 

クイーンは、縦横ななめ、遮るものがない限りまっすぐ進むことのできる最強のコマです。

将棋で言うと飛車と角を足したような動きをします。

クイーンの通り道に別のコマがあると、クイーンに取られてしまいます。

 

さて問題です。

8個のクイーン。すべてお互いに取られないように8×8=64マスのチェス盤上に配置してください。

 

・・・

 

これが結構難しいんです。

wikipediaによるとガウスを含む多くの数学者がこの問題に挑戦したそうです。


ハッピーコンピューティングはプログラミング教室ですが

プログラミングに必要な論理的な物事の考え方を養ってもらうために

このようなアナログゲームも積極的に取り組んでおります。

 

このパズルの優れているところは

足し算も引き算も掛け算も割り算も必要ない。

簡単なルールさえ覚えれば幼稚園児でも取り組むことができる点です。

純粋に、論理的に考えるチカラを養うことができるのではないでしょうか。

 

最初に知るのはきっと

デタラメにやってもダメだ

ということではないでしょうか。

それに気づいただけでも取り組んだ価値があると思います。

 

デタラメに取り組むのはあきらめよう。

仕組みを知るために観察しよう。

 

子どもたちはやがて

自分なりの仮説をたてて

めちゃくちゃだったデタラメの配置を

筋道のあるトライアンドエラーに変えていくでしょう。

 

それはもう立派なデータ収集活動であって

失敗の歴史を積み上げて、徐々に徐々に正解へ近づいていくことでしょう。

 

生徒さんの回答例その1

 

生徒さんの回答例その2

 

素晴らしいと思います。

 

じっくりひとつの物事に取り組んで

たくさんの失敗を積み上げながら成功に至るという経験をしてほしいと思っています。

 

今月の初めころにWindowsUpdateして

さっそくWindows 10 バージョン1803を使い始めていますが
以前のトラブルが再発してしまいました。

 

 

以前と同様の対処法でまた問題を先送りしました。

今後もWindowsの大型Updateが走るたびに寝た子を起こすことになるんでしょうか。

やれやれ。


不満なので、フィードバックの機能を使ってマイクロソフトに問題を伝えておきました。

期待せずに次の大型Updateを待ちます。

 

以前にも書きましたが

最近のパソコン向けオペレーティングシステムは巨大なブラックボックスです。

簡単便利なうれしい側面と、見通しが悪いという悲しい側面があります。

 

技術者たちには面白くない時代になっていると思います。

子どもたちに技術に興味を持ってもらえるように、簡単でシンプルで、

見通しのいい、奥まで自分の手を突っ込めるシステムが理想と思います。

 

もう10年も前のアニメなんですが『電脳コイル』を見ています。

 

ハッピーコンピューティングの生徒さんたちにも紹介しております。


第一話がGyaOで無料配信されています。
NHKのEテレで放映されていた当時、ポケモンGoの数年前ですが、ARという言葉をいち早く世に広めた作品です。

https://gyao.yahoo.co.jp/player/01018/v00009/v0000000000000000252/


名前は何度も聞いたことがありましたが実は私も未見でした。

噂通り、興味深い作品ですね。

 

 

ARやVRやMRと銘打たれた技術がどんどん進化しています。

3Dプリンタも安くなってきたし、

 

ASKA3Dも量産化にめどがたったとか。

 

未来はもう目の前って感じの現在。

良くなるでしょうか。悪くなるでしょうか。


放映から10年を経た今も色あせない『電脳コイル』を見て

子どもたちにはテクノロジーに興味を持ってもらいながら

希望ある未来を思い描いてほしいと思います。