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ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

ロボット製作に興味を持つ子もいるので、ハッピーコンピューティングではIQ KEYに触ってもらったりしています。

 

以前はIQ KEYシリーズのBUILDER 500というのを使っていましたが、徐々に子どもたちも組み立てに慣れてきたので

今回はモータ付属のPERFECT 1000を用意しました。

これです。

 


早速4年生の男の子たちに取り組んでもらいました。

 

 

綱渡りロボットです。

単三電池2本でモータを回します。

組み立てはとても簡単で、学ぶことのできる知識などは少ないですが

ロボット製作に興味を持ってもらい、学ぶ意欲を育てるには十分だと思います。

 

楽しい教材をいろいろと用意して

ロボットに興味を持つ子

ゲーム作りが好きな子

ソースコードをカタカタ打ち込みたい子

アニメ制作をやってみる子

などなど

子どもたちとコンピュータのステキな関係作りに貢献していきたいと思っています。

 

 

先日ご紹介したエイト・クイーン。


 

実はこれ、プログラミングの題材としてよく登場します。

たとえば京都産業大学の山田先生のページ。 → バックトラック法

 

とてもきれいなコードなので印刷してみました。

 

う、、、コードがきれいだけど紙がシワシワですね。。。

失礼しました。

 

高校生の生徒さんと一緒に読んでみました。

コード・リーディングです。

えーと、 "!=" は "ノットイコール" だから、 変数 i の値と変数 j の値が一緒じゃないって意味。

つまりi列のクイーンと、j列のクイーンはノットイコール、同じ行ではない、って意味。

とかなんとか言いながら

ホワイトボードでチェスの盤面とクイーンのコマを書いて丁寧に説明していくと

なるほど!すごい!

コレ考えた人頭いいね!

いや、大学の先生ですからね。頭はぜったいいいと思います。

中高生はとてもうれしいリアクションをしながら納得、習得していってくれます。

ホントにカラカラに乾いたスポンジのようにどんどん吸収していきます。

 

バックトラック法のアルゴリズムの話だけでなくて

コーディングスタイルの話とかいろんな話ができて

とてもいい指導になったと自負しております。

 

山田先生の教材にとても感謝しております。

ありがとうございました。

 

 

ずいぶん以前に撮った作品ですが、当時小学4年生だった生徒さんが作ったクレイアニメです。

 

 

女の子らしい、かわいらしい作品になりました。

 

実はこれには元ネタがあります。

このブログでも何度か紹介していますが、60年も前に作られた世界初のクレイアニメ "Gumbasia" です。

 

 

この作品の開始から3分くらい経ったところで、笑顔が登場してウインクします。

これをマネしよう!ということで制作したのが上のアニメです。

 

何事も原理原則が大事です。

そのためには歴史を学ぶといいと思います。

 

これからの人生、たっぷり時間が残されている子どもたちは、できるだけ原始的なところを学んで、

少しずつ応用を積み上げたり作り上げたりするといいと思います。

時間のない大人は、もう原理原則を学んでいる暇はないでしょうから、いきなり応用から入らなければいけない。

できるだけ効率よく、ショートカットして実用的な知識技術を学べばいいと思っています。