もう3年も前にこんなことを書いていました。
タイトルにあるような、面白いと感じられるツボを探す努力はちゃんと3年間継続しています。
伝説のハッカーの話はどうだろう。。。
昔々、といってもたかだか20年ほど前のことだけれど
アメリカにとても悪いことをするクラッカーがいました。
名前はケビン・ミトニック。
天下のFBIが追いかけても捕まえることができない、神出鬼没のハッカーでした。
あ、ハッカーという言葉は悪い言葉ではなくて、コンピュータ技術のある人を指して言います。
悪いことをするハッカーをブラックハット・ハッカーとかクラッカーとか言います。
ミトニックについて書かれたWikipediaのページから引用します。
ミトニックを追っていた主任捜査官の机引出に「奥さん誕生日おめでとう」の
メッセージと共にプレゼントを忍ばせたなどの伝説的逸話が残っている
ホントでしょうか?!
まるで映画のワンシーンですね!
そんなミトニックを追いかけるFBIは一人のセキュリティの専門家に協力を依頼。
名前を下村努という。
!!!
日本の子どもたちには「日本人なの?!うぉー!」ってリアクションしてほしいところ。
かくして下村努 vs ミトニックの電脳バトルが始まるわけです。
実話ですよコレ。
その後どうなったかはここに詳しく書かれています。
連載:ハッカーの系譜②ケビン・ミトニック - THE ZERO_ONE
うぉー!がんばれ!シモムラツトム!
ちなみに本件、ミトニックもシモムラも本に書いています。
![]() |
欺術(ぎじゅつ)―史上最強のハッカーが明かす禁断の技法
Amazon |
![]() |
テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー〈上〉
Amazon |
さらにさらに、シモムラの本を元に映画化もされています。
![]() |
ザ・ハッカー [DVD]
5,184円
Amazon |
ほらほらコンピュータって面白そうじゃないですか?!
さらにさらに
シモムラツトムのお父様は、なんとなんと、2008年にノーベル化学賞を受賞した下村脩氏です!
ほら!あの光るクラゲの!あ、子どもたちには伝わらないか!
すごい!蛙の子は蛙!天才の親は天才!
とまぁ私一人で大興奮なシモムラ vs ミトニックですが
ミトニックはその後改心してセキュリティの専門家になっているそうです。
ハッピーコンピューティングは
こんな風な歴史や物語を知る事も
コンピュータを学ぶ上でとても大切なことと思っています。
コンピュータにまつわるお話を
コツコツ子どもたちに伝えてまいります。