効率を求めず、いろいろ経験して欲しい | ハッピーコンピューティングのブログ

ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

生徒さんが徐々に増えてきていますが

みんなそれぞれ興味を持つ分野が違っていてとても興味深いです。

 

プロロボなどの電子工作に興味を持つ子

ペンタブレットで一心不乱に絵を描く子

Pythonでゲームを作る子もいれば

地味なC言語に取り組む子もいます。

 

SpheroやLeapMotionといったデジタルガジェットも

やはり子どもたちには魅力的なようですし

いろいろ取り揃えたのはやはり正解だったなぁと実感しています。

 

コンピュータの使い途は多岐に渡ります。

コンピュータが持つたくさんの可能性に触れて

自身の知識や技術の幅を広げてほしいです。

 

コンピュータに限らずです。

未体験のものにどんどん触れて

頭だけでなく、身体で覚えてほしい。
身体も動かして、スポーツをしたり、ダンスしたり。

楽器を弾いてみたり、絵を描いたり。

 

 

「知っている」 のと 「やったことがある」 のは違う。

頭で理解する喜びもあります。

やってみて成功する喜びもあります。

 

一番うれしいのは

頭であーだこーだ考えて

こういうことなんじゃないのかと推論して

実験して失敗して考え直して

失敗を積み重ねて

やっと到達する成功だと思います。

 

今の時代、たいていのことはネットで調れば簡単に分かる。

でもそれだけじゃいまいちうれしくない。

 

ひとまずやってみた。面白い結果になった。

動画にとってyoutubeにアップしたらみんなにウケた。

でもそれだけじゃもの足りない。

 

もっと本当の喜びを。

考えて考えて

手を動かして道具も使って

なんでだ、なぜだ、どうしてだ!と悪戦苦闘して

最後に成功してください。

 

いろんな経験をして、知識と技術の幅を広げれば

思いもよらない分野の知識が

まったく違う分野で役に立つことがあります。

その時のひらめきの喜びと言ったらもう、言葉にならないほどうれしいはずです。

 

若いうちは、そういう風な、失敗に裏打ちされた喜びを積み上げるといい。

 

効率を考えるのは大人になってからでいいと思います。