日経サイエンス 2016年10月号の特集は「ゲームを科学する」。
過去15年のいくつかの研究から,これらを頻繁にプレイすると様々な認知能力が向上することがわかった。注意力や迅速な情報処理,課題の切り替えの柔軟性,頭の中で物体の回転を思い描く力など,様々な認知機能の向上が厳密な心理テストで実証されている。
もう一つの記事のタイトルは「ビデオゲームを教育に」。
優れた設計のゲームは,従来の教授法ではなかなかできないやり方で,高次のスキルを実習できる。
ちょうど図書館の近くで10分くらい時間が作れたので
記事を斜め読みしてきました。
どちらも、そうだろうなと思う内容でした。
だけど
この記事を読んだからと言って
子どもにじゃんじゃんビデオゲームをやらせよう
って、そういう簡単な話ではないですね。
人間に与えられた時間は有限だから
当然教育される時間も有限。
現時点で、小学校から大学まで、授業時間に空きはありません。
ビデオゲームを授業に取り入れるなら
当然何かを削らなくてはならない。
いったいなにを?
授業時間に限らずですね。
今の子たちがビデオゲームやってる時間は、昔の子たちは別のことをしていたので。
何を取って、何を捨てるか。
ちゃんと比較しなくてはいけませんねー。