日経Kids+ 親子で始めるプログラミング | ハッピーコンピューティングのブログ

ハッピーコンピューティングのブログ

東京都小平市の小さなプログラミング教室のブログです。

こんな本が出てます。

 

 

ハッピーコンピューティングにもあるSpheroが紹介されてたり

ハッピーコンピューティングが毎月ウォッチしているTIOBE Indexに言及していたり

なかなかナイスな本です(笑)
?

私は、プログラミングは子どもとたちの習い事のひとつの選択肢になればいいと思っています。

ピアノとかバレエとか

そろばんとかサッカーとか

そういうのと並んで「プログラミング」が選択肢になればいいなと。


学校で必修化して、集団教育の中でプログラミングを教えるのではなくて

もっと楽しさを実感できるような、ひとりひとりの興味を大切にして

伸ばしてあげるようなほうがいいと思います。

WEB系に興味を持つ子に、最初にC言語の環境を与えてはいけません。

同様に、組込系に興味を持つ子に、PHPとか与えてはいけません。

そんなことをしたら、プログラミングはつまらないものと思われるだけです。

 

基礎教育は大切と思いますから

いつかはやはり基本情報処理とかそういう資格へ導くのがいいかなと思いますが

いきなり二進数がどーのこーの言っても

ハッキリ言って超つまらない。

上達して、コンピュータそのものに興味を持てば

やがて、二進数って面白いなと思える日も来ますが

いきなり最初にその仕組みの面白さを知れと言ってもそれは無理でしょう。

 

とっかかりは興味を持てるところから出発すべきと思います。

プログラミングと一口に言ってもジャンルは様々ですから

きっと興味を持てるプログラミング環境があります。

そこから出発させて、徐々にコンピュータの仕組みに興味を持つように

導いてあげるのが指導者の使命と思います。

 

本のタイトルに「親子で始める」とありますが

親子で始める必要はないと思います。

興味を持てる分野は人それぞれ。

何度も言いますが

スマホアプリ開発に興味を持つ親と、IoTに興味を示す子は

まったく別の環境に触れるべきです。

親の主導でスマホアプリ開発に導かれるのは不幸です。

 

上に紹介した本は

プログラミング環境のいくつかの選択肢を紹介していますから

その中から興味を持てる環境が見つかるといいですね。

この本の中に見つけられなくても悲観する必要はなくて

大きな本屋に行けば

おどろくほどたくさんの書籍が出ていますから

その中から自分なりの

プログラミングの世界への入り口を見つければいいと思います。

また、指導者はその入り口を探すお手伝いをする必要があると思っています。