作らなくてもいい。
完成してもしなくてもいい。
楽しめばいいと思います。
世間には様々なプログラミングコンテストがあって、そういうのを目標にするのは動機づけとしてはいいのかもしれませんが、他人からの評価を気にし始めるといろいろと制約も出てきます。そもそも完成してないと評価もされないという制約がありますし。
そういう制約は大人になってから受ければいい。
もちろん制約を受けることを我慢できない大人になっても困るので、それはプログラミングに限らず様々な面で教育する必要があると思います。
こういうプログラムを書こうと決めて、いろいろ勉強しながらプログラミングしているうちに、なんだかとても興味深い技術にばったり遭遇して、当初の目標を放棄して興味の赴くまま脱線していくのは、他人からしてみれば何も完成してないので評価できないけど、技術の楽しみ方としてはとてもいいことだと思うのです。
知的好奇心を大切に。
子どもならではの視点で、大人が思いつかなかったアプリを作り上げるとか、そういうのは世間の役に立つことなのでとても素晴らしいことだとは思いますが、それを作り上げた子のことを考えると、いろんな制約に自由を奪われながらよくがんばったね、大人だねと思います。
もっとその子のためになるプログラミング教育があるのではないでしょうか。
うーん。競合を攻撃しているように聞こえますね(笑)
競合他社がやっていることを批判することは本意ではありません。すみません。
プログラミング教育業界は新しい業界ですし、様々な取り組みがあるべき。
ハッピーコンピューティングはこう考えていますというのを伝えたいだけです。
私の考えが将来間違っていたなんてことになったら、それはごめんなさい。
何度もいいますが有名なソフトウェアエンジニアはみんなプログラミングが好きです。
楽しんでいます。
たとえば、LINUXというオペレーティングシステムの一種類であるPlamo Linuxというのを作っている こじま さん。
連載の副題が「ソフトウェアとたわむれる日々」です。
著者プロフィール欄から引用します。
もともとは人類学的にハッカー文化を研究しようとしていたものの,いつの間にかミイラ取りがミイラになってOSSの世界にどっぷりと漬かってしまいました。OSSはオープンソースソフトウェアの略。オープンソースというのは、、、ここでは割愛します。
私が言いたいのは、もともとはこっちに進みたかったけど、こっちのほうが面白そうだったとか、そういう自由な学び方がタメになるんじゃないかということです。
こじまさん、楽しんでそうでしょ?
LINUXという超有名なオペレーティングシステムを作った人の本がコレ。
- それがぼくには楽しかったから (小プロ・ブックス)/小学館プロダクション
- ¥1,944
- Amazon.co.jp
ほらほら。楽しんでそうでしょ?