The Foos というアプリがあります。
いろんな環境で動きます。
詳細はこちら。
The Foos — Fun computer programming for kids
作っているのはこちら?
codeSpark
Scratch
ライクのブロックを組み合わせてキャラクタの動きを決め、ゴールを目指すゲームです。
Scratchは、何かを作り出すことに主眼を置いた、いわば環境です。
Scratchは問題が提示されません。
道具や材料が用意され、それらを使って作られた作品の例が提示されます。
そこからオリジナルな作品を作り出すことを楽しむ。
The Foosは、問題を解くことに主眼を置いた、いわばゲームです。
The Foosでは問題が提示され、それを解くための道具が用意されています。
与えられた道具でいかに効率よく問題を解くか。それを楽しむ。
Scratchで用意されている道具とThe Foosで用意されている道具は非常によく似た形をしています。
プログラミング教育の標準的ツールと言えそうです。
考えてみれば、コンピュータを使う目的は、この二つの似て非なるアプリによって集約されている気がします。
つまり、Scratchのように新しいものを作り出すことと、The Foosのように問題を効率よく解くこと。
The Foosをやっていて、倉庫番
を思い出しました。
効率的な問題解決ゲームって、シンプルであればあるほど面白いですね。
ハッピーコンピューティングで倉庫番を子供たちにやらせて、これは問題解決能力を養っていますとか言ったら、親御さんに納得していただけるでしょうか。
ゲームで遊ばせるために金払ってんじゃない!と怒られるでしょうか。
いろんな取り組みの一つ案として検討していきたいと思います。