思春期の中学生特に長男と親の葛藤 | あなたと二人三脚

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日々変化少なく穏やかに謙虚に生きていきたい。
今日が人生最期の日だと思い、精一杯生きる。
努力とは力むことではない。誠を積み重ねることである。

父親とのことは長男にとって
永遠の課題です。

関係改善を父親や母親が望むなら 
手を出し、力(叱責も含む)で言うことを聞かせることは控えるべきでしょう。

彼や彼女は一人の自立しつつある未熟な人間です。
力での支配は、彼らに考えることをやめさせ、大人になることを嫌悪させ、自立を阻害します。

中学生と話し合いができないのは大人に非があるのです。

彼らが未熟と分かっていながら言い分を押し付け、それを受け入れられなければ「お前は未熟だ!」と怒る…この構図が家で起きているならば、それをストップしましょう。

親は叩くこと、叱責することを 
躾 という
しかし子どもはそれらすべてを 暴力 と考える

子どもは親に敵わないと考えているうちは反抗しつつも耐えますが、理性が育たない間に力だけが成長すると「報復」にうってでます。
そうなると親は身体を傷め、子どもは心を傷めます。

長男と父親の間には避けらない大きな壁がほぼ一生存在します。思春期の混乱がその壁を高くし厚くします。
青年期に距離を置き、成人後客観視出来るようになるとようやく壁は低く薄くなるのです。

中学生は13~15歳、彼らが生きてきた半分の年月を重ねれば、成人します。

苦い関係を続けても、信頼関係を続けても、重ねる年月は全く変わりません。

彼らを変えたいならば、親が変わるしか方法はありません。なぜならば彼らはまだ成長途中で未熟なのですから。

一つの方法をもってしてその成果が出ないならば、方法を変える必要があります。それは普段の生活や仕事と全く同じです。

子育ての方法は親が「この方法ならば理想的」と思っていることはあまり実現しません。

理由は簡単、親も子どもの年齢分しか親としての経験がないからです。10数年やったことが「ベテラン」の域に入ることってなかなかありません。それは仕事を長くすればするほど大人はわかります。

子どもは知らず知らずして親の危うい子育て方法に身を捧げて実験台になっています。でもそうやってしか子どもを育てることはできません。

中学生が生き方を大きく変化変革させることはもう少し後です。

ならば、それが出来るであろう親が変わりましょう。