大学時代のお友達に薦められて、
「親不孝介護 距離を取るからうまくいく」を読んでみました。
各章の最後にまとめられているPoint!を読むだけでも、目からウロコ!!
そうなんやぁ~が盛りだくさんでした!!
Point!①「まだ大丈夫」なうちにやっておくこと
★「介護は治療ではなく、撤退戦」という意識を持つ
★「堂々と公的支援を受ける」とハラを据える
★親を担当する「包括」を探し相談をしておく
Point!②親に会いに行く前に覚えておくこと
★老いた親を見ていればイラつくのは当たり前、と知っておく
★近くにいることは「親孝行」の必要条件じゃない
★「親孝行」が「呪い」にもなることを肝に銘じよう
Point!③介護保険の申請前に意識しておくこと
★申請の「代行」を活用して仕事を休まず介護保険を
★「認定調査」のときだけはできるかぎり立ち会おう
★自分は親の介護の「経営者」だ、と自覚しよう
Point!④介護に入る前に誓っておくこと
★「理想の生活態度」を親に押し付けない
★予想外の連続が介護。完全、完璧を求めない
★トラブルは起きるときは起きる、と大きく構える
Point!⑤施設を決める際に心得ておくこと
★介護の制度を完璧に理解する必要なし
★親が入る施設を探すために最も重要なのは「時間」
★親への罪悪感から高い施設を選ぶなかれ
Point!⑥親が施設に入ったら肝に銘じること
★介護のサービスと”おもてなし”は違う
★「つらければ会いに行かない」ほうが実は親にも優しい
★「人はいずれ死ぬ」という事実から逃げない覚悟を
Point!⑦「親の介護」を機会に考えてみること
★介護が苦しく感じられたら「成果主義で考えていないか」と疑う
★自分を支配している価値観はどこから来たのかを探る
★自分なりの「自己覚知」にトライしてみる
Point!⑧知人が介護の話をした際に言っておくこと
★「親の介護って大変すぎるよね」と言われたら
→「介護保険料を毎月払っていることを考えても、
介護に公の介入を仰ぐのは当然だよね」
★「親を近くに住ませようと思ってる」と言われたら
→「親にちゃんと自立した生活をしてほしいのなら、
子どもは極力手を出さないで、公的支援を入れるのがいいんだって。」
★「仕事を辞めて親の介護をしたいんだ」と言われたら
→「プロでさえ自分の親の介護はできないもの」
Point!⑨親と同居している場合にすべきこと
★親と距離を取ることに「罪悪感」を持つ必要なし
★親に「困ってもらう」ことを恐れてはならない
★親と自分は別の「個人」だと認識しておく