私は海外に出て初めて気が付いたのですが、日本は閉塞感が半端ない。生まれたときからあったので感じない、空気がなくなって初めてその存在に気付くようなもの。日本にいる時が閉塞感があるのが当然で、それが普通だと思っていたのです。
閉塞感を作り出すものはそれはもうたくさん。例えば間違えてはいけないというプレッシャーが強い。また私は自分のことを全くの無能で価値のない人間だ!と言うか存在自体が悪生きててごめんなさいレベルで自己否定。これは皆作られたもの、人工的な圧力。わざと日本を弱らせようとしているのです。誰がやっているのかわからないけれど、圧力がかかっているのは皆さん感じているのではないでしょうか。
気が付いて欲しいのがこれは日本国民全体への『精神的虐待』です、全員です。
虐待被害者が子供を産むと虐待加害者になるのを見ればわかるように、傷ついた人間は攻撃を始めます。一部は自虐的になり自分はダメだダメだと内向きに攻撃する人もいれば、自らの辛さを他者のせいにし社会や政府を攻撃する人もいる。攻撃の方向が違うだけで根っこは同じです。私達は虐待の被害者です。
しかし別に被害者意識を高めて一緒に嘆きましょうと呼びかけているわけではありません。
原因がわかれば解決策がわかるのでまずは気が付きましょうと呼びかけています。何故政府批判を繰り返なんとかしてくれと嘆き続けるのか、日本人が外国から不当な非難を受けても声を上げられないのか、それは皆心が弱っているからです。
これ日本人は皆甚大な影響を受けてます。虐待のシャワーを受けると、ほんの少しの欠点が痛みだし悪化する。誰にでも傷つく出来事はありますが普通だったら自力、自然治癒力で治せる。しかしこの社会的虐待は「バイ菌入りの泥水を傷にかけ続けるようなもの」治るどころか悪化するばかり。
件の女性蔑視発言の岡村隆史さんもそう、ご自分もおっしゃってましたが身長が低いことから自己否定が深まったとのこと。外見だけでなく例えば名前がユニークとか片親とか、ほんの少しの弱点が精神的虐待の受け皿になり大きな傷になります。弱点のない人なんていませんからどんな人にも有効な日本人弱体化の方法です。
それではいつも読んでいただきありがとうございます。