アボリジニの人々の抱える問題解決の為に始めた＄２プロジェクト、これをフェイスブックにあげたら地元の人たちからすごい反響がありました。
やはり皆さん本当に困っている。シティにお店を構えている人たちはもちろんく、街に行ったことのある人達は皆、彼らから「お金くれ、二㌦でいいから」と言われたことがあり、本当に困っているのです。
こちらがFBに挙げた記事。（オーストラリアのビジネスや非営利団体、それに豪州政府もFBを情報周知の為に使うのです）
$2 project progress report
I went to State square park in front of Parliament with beads.
Within two minutes! I was surrounded by Aboriginal ladies who wants to make jewelries. We sat on the ground, because they feel comfortable and same as me because Japanese sit on the ground as well.
They made beautiful bracelets and we had a great time. Look at their smile 
If you want to buy the bracelet made by aboriginal people, especially long-grassers, please let me know.
The purpose of this project is providing material for simple jewellery making and keep them busy, and let them experience to produce and sell their products, so that they don't need to ask for $2.
Thank you for your support. I was able to buy beads by the donation from GoFundMe (https://www.gofundme.com/f/2-project)
二ドルプロジェクト進捗報告
州議会議事堂の前の公園にビーズを持っていったら、二分もたたないうちにアボリジニの女性たちに囲まれ、地面に座ってアクセサリーを作り始めました。私も同じく参加しました。なぜなら私も日本人、日本でも同じように地面に座りますからね。
女性たちはとてもきれいなブレスレットを作りましたよ、笑顔を見てください。
今後、アボリジニの人達、とりわけホームレスのアボリジニの人たちが作ったブレスレットを販売する予定ですので、興味のある方はご連絡ください。このプロジェクトの目的は、お金をあげる代わりに、アクセサリー作りの材料を提供することによって、アボリジニの人たちに毎日忙しくしてもらい(お酒を飲む代わりに）、物を作り出して売ることを経験してもらう事です。
応援ありがとうございます。もしビーズ代購入費用の為に寄付をしたい人がいましたらこちらへ (https://www.gofundme.com/f/2-project)
これには沢山のコメントが来て、シェアもたくさん。その後は私の活動についてもっと知りたい人達から、フレンドリクエストが毎日来るようになりました。またマーケットにいても、「＄2プロジェクト素晴らしい、応援してる」と言われることもしばしば。反響の大きさにびっくりと、期待の大きさにちょっと重圧を感じつつありますよ～と。
そしてまたタイミングよく、北部準州がダーウィン市活性化作戦と銘打って市民からアイディアを募っているのですが、もちろん私も提出。町の人からの反応を見ていると、私のプロジェクト期待が持てます。これに通ったら、市や州の協力が得られるので、公園での商業活動ができるし（つまりは作ってもらったブレスレットを買い取りできる）し、補助金がおりたらもっとビーズを買えるし、それからちょっとした食べ物やマットレスなども準備できるし♡、と夢は膨らむばかりです。
近年ようやく、アボリジニの人々の文化を大事にし、彼らの作る芸術作品を認めよう～という動きが認められるようになり、アボリジニアーティストの描いた絵が超高額で売られたり、アボリジニプリントの生地を使い、アボリジニ女性がモデルとなりファッションショーを行ったりしています。
彼らの文化を尊重するのはとても大事なことですし、それによってアボリジニの人々の虐げられた自尊心が少しづつ回復しているのは素晴らしいことです。が、しかしそれだけでは足りない。救えるのは才能のある一部の人間だけ。他の多くは、街にやってきては物乞いをしたり、学校をドロップアウトしてドラッグに走ったり、生きる目的を見いだせずに自殺したりしているのが現実。(彼らの平均寿命は短く50歳前後です）
アボリジニ柄のドレスを政治家たちが着ても、それで収入を得るのはごく一部。相変わらず多くの人々は、センターリンク（豪州の生活保護）に頼っているのです。そしてそのお金の多くもアルコールに使われるという悪循環。それを食い止めるには、両方からのアプローチが必要なのです。
ということで、私は下からの底上げ担当を自負しています。この超シンプルなブレスレットづくりが、本当に困っている人アボリジニの人たちと、彼らを助けたいけれどもどうしていいかわからない一般オージーをつなげられればと思っています。そして、そのうちアボリジニアート作品も日本向けに販売して市場拡大して、世界とつなげます。、頑張りますよ～
それではいつも読んでいただきありがとうございます。
下記クリックしていただけるとありがたい。
