昨日の記事、「最近やっていることーホームレスの人たちへの食事提供」 を書いているうちに、エージェント業をきちんと明文化しようと決心いたしました。ここ最近のワークショップの経験（Mad Snake Cafe, Starwin)などを通じ、サービスを提供するときには無料だから喜ばれる、というわけではないという事を改めて実感したのです。
先ず無料だとサービスを受ける側からの要求に際限がなくなる。そしてサービスを提供する側が疲弊し、関係が悪化してしまい、せっかく善意で始めたのに残念な結果になることが多い。さらになんと無料で提供すると、提供されている側に申し訳ないという気持ちが働くからか？または罪悪感からなのか？？、尊大な態度になる人たちもいます。これは人間心理の面白いところで、サービスを受ける側がサービスしてくれる人を見下した態度をとるのは何度も目撃しましたよ。罪悪感というものはホントに人間に不思議な態度をとらせるものだと思います。。。
しかしきちんと対価を支払えば、関係が対等になるようですね。お金が絡めば真面目に話し合いますから、何ができるのか、何ができないのか、という線引きを明確にできます。無料の時はそれがないので、何でもかんで頼まれてしまい、断らざるを得ない。断るというのはエネルギーがいりますし(特に日本人の場合）、断られた方もいい気分はしないし、とあら、、、あんまりいいことないですね、、、。
という事で、ワークショップは有料にすること、それから今回きちんとしようと思ったのがワーホリや留学生のサポートをする現地エージェントです。今までも何年間もたくさんの人の面倒をボランティアで見てきましたが、経験値を積み、今ではプロフェッショナルレベルになったのではないかと自負していますよ。中にはダーウィンで活躍した人もたくさん出てきましたから、他の地域で行っている基本的なサービス（空港ピックアップ、宿探し、困ったときの相談など）だけではない、違うタイプのサポートです。
例えば一昨年ワーホリで来た北海道大学のマコちゃん、彼女はフラダンスができるという事でマラック・マーケットプレイスの舞台に立ってもらったのですが、大人気に。子供から大人まで一緒に踊りだして楽しかった。
納豆ワークショップでは科学的な知識を動員して素晴らしいスライドを作り、日本語情報サイトの基礎を作り、とこちらがサポートしてもらうことも多かったのですが、彼女の能力を一番発揮できたのはこの時ではないかと。。。。私が企画、主催したダーウィン多文化共生カラオケ大会の司会をお願いしたのですが、大役を果たしてくれましたよ。
ちなみにカラオケ大会で歌っているのもワーホリのRyo君、ロシア語の歌を披露してくれましたし、ポスターを描いたのも同じくワーホリのしおりさん。
他にもイベントを仕切ったり、舞台に出たり、マーケットにお店を出したりと活躍した人はたくさんいるので、そのうちリストを作ろうかなと思っています。それから、どんな経験をすることができるか、という具体例も。しかし、これは人によって全然違うので、ダーウィンに来たら『こんな経験が必ずできますよ』という保証はないのです。私はどちらかといえば人の個性を見て、その人の才能を伸ばす場所を探すことが得意なようなので、どんなことを紹介できるかは、人によって全然違うのです。
という事で大学デビューならぬ、ダーウィンデビューしませんか？あなたの隠れた才能を発揮する機会を見つけます。
もちろんそれだけではなく、来たばかりの時に通常必要なサービスも行いますよ！ 空港への送迎、現地情報の提供、家探しの手伝い、荷物の一時預かり、ボランティア機会の提供、レジメチェック、仕事探しのサポート、就職時の身元保証人、タックスリターンのお手伝い（申請は本人でしてもらいます）、車の運転の練習や交通ルールのアドバイスなど。サポート期間は３か月で＄２００ドルです。申し込み用のページは日本語情報サイト Yokoso Darwinに作りますね。現在のところはメールで直接お申し込みください。 sachi.hirayama@gmail.com まで。
沢山の人にダーウィンに来てもらって、楽しんでもらえればと思います。
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