百億の昼と千億の夜 | 風のまたたび

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明日は明日のネコがまどろむ。

高校でマン研に入った当時は、少女マンガの全盛期でした。

その影響からか先輩たちは女性しかいませんでした。

(でも、私たちの学年は何故か男の方が多かったです。)

私は、少女マンガといえば、目がキラキラ輝いた女の子が愛だの恋だのというイメージしかなく、なかなか取っ付けませんでした。

でも、そんな従来のイメージとは違うものも出てきていました。

まずは、萩尾望都さんです。

 

 

この「百億の昼と千億の夜」は、少年チャンピオンにブラックジャックと同じ頃に連載されていました。

光瀬龍さんのSF小説が原作で、アトランティスは何故沈んだのかに始まり、プラトン、釈迦、阿修羅、イエスなどが登場する壮大な物語です。

連載されていた当時は、難解でまともに読んでいませんでしたが、後から文庫版を購入して読み返してみたところ、結構ハマってしまいました。

その後、「11人いる!」や「ポーの一族」も読んでしまったのでした。