いつも"あの子達"のために

温かい応援ご支援をありがとうございます

 

先月の12日に

愛息子の「銀之助くん

今月は14日に「鈴木くん(仮名も鈴木くん)」

19日に「マル君(仮名マーレ)」

旅立ちました

 

たとえ猫生を全うしてからの旅立ちでも

こう立て続けだと悲しくて

気持ちだけでなく頭も混乱しいて

ここのところ気付くと

何かをしていても動きが止まり

涙がこぼれていることが多々あります

 

そんな事もあり

 

保護っ子さんの近況や

活動報告や

頂いたメール等のお返事が

いつも以上に滞ってしまっています

 

申し訳ございません

 

で、ここ数日届いておりますメールなのですが、何故か

今まで福島・被災地の活動で

どんな危険な経験をしましたか?

的なご質問メールが多いので

(何方が私のブログを紹介して下さったのか?)

 

本日はその件について以前綴った投稿を転載し

そのご質問のお返事とさせて頂きます

 

 

上記の投稿の中身はこちら

↓↓↓

 

●●●●●●●●●●●●●●●●

 

どんな危険な目にあいましたか?

一番怖かった事は?と、よくご質問頂きます

 

ここ数日も先日の投稿が拡散された影響なのか

上記のようなご質問がメッセージ等々で届いたりしておりますので

 

本日は福島・被災地で活動していて

怖くて痛かった事書かせて頂きます

 

 

2011年3月11日東日本大震災

福島原発事故が起こり深刻な放射能汚染がされてしまった

福島第一原発20キロ圏内(福島・被災地)の

町の住民は避難を強いられ、町は閉鎖されてしまいました

それが、誰しもが耳にしたことがある警戒区域です

 

 

その人が消えた町の警戒区域

取り残された"あの子達"を助けるわけですから

警戒区域に立ち入り活動をするわけで

 

 

そこで恐怖を感じたのは

 

どんな大声で叫んでも

どんなにクラクションを鳴らし続けても

誰も助けに来てくれない事でした

 

で、一番怖くて

一瞬ですが死を覚悟したのが

この事故の時でした

 

▲冷静なつもりでもパニックになっているはずなので

事故時の状況を記録するため撮影した写真

 

とある給餌ポイントで作業をしていた時に

壁に立てかけられていたこの鉄板が倒れてきて下敷きになりました

 

危ないと思って逃げたのですが

逃げきれなくて

足が下敷きになってしまいました

 

これだったら鉄板を退かせられると思ったのですが

 

大きくて

後で知ったのですが重さが300キロもあり

両足が下敷きになっているから身動きが取れずで

その大きな鉄板はびくともしなくて

 

誰か助けて

 

どんなに大声で助けを呼んでも

人が消えた町ですから誰もいるはずもなく

叫ぶ自分の声だけが虚しく響くだけでした

 

どれだけの時間叫び続けたか記憶は曖昧ですが、その間

 

足の骨がギシギシときしみ始め

激しい痛みに襲われ

このままでは足が潰れてしまうと感じ

110番して助けを求めました

 

しばらくするとサイレンが聞こえてきて

 

驚く事にパトカーだけでなく

救急車や消防車などありとあらゆる緊急車両が駆けつけてくれました

鉄板を退かしてくれればいいと思っていただけなのに

大事になり恐縮してしまいました

 

これで助かると思ったら

110番でレスキュー要請をした時にちゃんとした住所がわからないから

大体の住所と目印になる建物を伝えていたせいで

やっと来てくれた緊急車両がみんなと通り過ぎて行ってしまいました

 

奥まった場所で

しかも地面に這いつくばっているから気づいてもらえないので

大声でここですと叫び続けていると

 

いたぞ!!

 

一人の警察官が走って現れ私を見つけてくれました

これで助かると思ったら安心して声をだして泣いてしまいました

 

本来は現状保持して現場検証を先にしないと駄目らしいのですが

状況が状況だけに直ぐに助け出しますから安心してと言って下さり

4人かがりで鉄板を持ち上げ私を引きづり出してくれました

 

そして、救急車に乗るように言われたのですが

 

福島・被災地には病院などありませんから

いわき市まで搬送

診察治療後にここに戻ることは出来ないと言われました

 

でも、この日、朝イチで捕獲器を設置していて

それに未だ「美味しいご飯」を届けていない給餌ポイントがいくつもあったので

 

救急車に

乗ることは出来ません

 

と私が答えると

 

足だけだと思っていても

違う場所も打っている可能性がありますし

今まで似たような事故で

頭蓋骨骨折や

内臓破裂していた人もいるから

それにこのまま貴方を置いていけませんよ

 

驚いた警察官・救急隊員さんなど10人以上に囲まれ

一時間近く説得されましたが

それでも私が救急車に乗ることを拒否したので…

 

急いで活動を終えさせて

いわき市の救命救急センターで診察をして

その結果を警察に連絡を入れることを条件に

あと救急搬送を拒否する書類に署名捺印をして

 

やっと活動の続きをすることが出来ました

 

とは言っても激しい痛みだったので歩くこともままらなくて

それでも、今はまだ興奮状態だからあと数時間は痛みに耐えられると思い

それまでに活動を終えられるよう

急いで捕獲器を回収し給餌をしていきました

 

でも、いわき市の救命救急センターたどり着いた時には

もう足が痛くてどうにもならなくなっていて

活動車を降りてからは病院の入り口まで

まるで貞子のように這いずっていくことしか出来なくて

その姿に気づいた警備員さんが急いで車いすを持ってきてくれて乗せてくれました

 

 

診察の結果は

右足の膝が靭帯断裂していました

 

 

この装具を設置して

治るまでは絶対安静と言われましたが

"あの子達"命を繋ぐ活動を休むことは出来ませんから

翌週からも活動を続けました

 

▲足を固定する装具を付けているから、右足だけ長靴を折っています

▲「里親さま募集中の猫さん情報」のトップ画像も装具をはめている時の画像です

 

なお、足の怪我は完治まで約半年かかりましたが

今は季節の変わり目に痛むくらいで大丈夫です

(今、ちょうど痛い時期ですあせる)

 

あの時、携帯を車において行かずに身に着けていて良かったと思います

 

もし、携帯がなかったら

110番が出来なくて、足が潰れていたと思いますし

発見してもらえるまで何日かかったことか

もしかしたら大型野生動物に襲われ死んでしまったり

餓死していたかも知れません

 

そんなことがあったので

この事故以来携帯は常に身に着けるようにしています

 

無人の町での活動は

どれだけ叫んでも人がいないから、誰も助けに来てくれない

福島・被災地の活動は命の危険が伴うのだと

思い知らされた、とても痛い経験でした

 

長くなってしまいましたが、以上が

無人の町で活動して怖かった一例のご紹介でした。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

◆ご協力をお願い致します◆

 

 

個人で活動をしているのでシェルターを持っていないため

一気に保護ができないので、福島・被災地夏井川氾濫決壊エリア

毎週通い給餌をしつつ少しずつ保護を進めています。

 

 

全ての"あの子達"

保護して幸せにしてあげられますよう、

それまで活動を続けられますよう、

どうか「活動費」のご支援のご協力

宜しくお願い致します。

※「活動費」とは、給餌保護と活動車に関わる費用と保護猫さんの医療費と飼育費

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

◆ご協力のお願い◆

この活動で大量に消費する物資の一部を

Amazon欲しいものリストにあげさせて頂いております

下矢印下矢印下矢印

Amazon欲しいものリスト

▲上のバナーをクリックするとAmazon欲しいものリストに飛びます

 

特に、消費が激しい「トイレ砂」を

優先的にご支援して頂けると助かります💦

 

 

保護っ子さんと"あの子達"のために必要な物資の

ご支援のご協力を何卒宜しくお願い致します

 

※ご支援して頂いた物資の個別のお礼等が出来ませんが

1つ1つ大切に感謝して使わせて頂きます。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

◆◆◆里親さま募集中◆◆◆

 

福島・被災地夏井川氾濫決壊エリア保護された子達と

一緒に幸せになって下さる方を募集しております

 

 

◆里親さま募集中の猫さん情報は

コチラをご覧くださ~い

 

 

 

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