いつも"あの子達"のために
温かい応援ご支援をありがとうございます
※昨日upした11月５日の活動報告
本日は「猫さん」の事でなく昨日の投稿の続きで
11月５日に出逢った「猪さん」についてと
福島・被災地(福島第一原発20キロ)に生きる野生動物について
綴らせて頂きます、宜しかったらご覧ください
では、早速
５日の活動の際に「猪さん」に出逢いました
「猪さん」を目撃したのは久しぶりでした
一年以上見ていなかったので、もしかしたら福島・被災地には
居なくなってしまったのかもと思っていたので
生残っている子がいたので嬉しかったため
しばらく車を停め「猪さん」の様子を見ていたのですが…
なぜか、こんな時に限って
民間パトロール車がやって来て
しかも、いつもはノロノロ運転なのに
この時はかなりスピードを出して現れました
正直、ヤバいと思いました
理由は、この子の存在が知られてしまうと
捕まり殺されてしまう可能性があるからです
民間パトロール車がこちらに向かって来たので
無人の町の暗闇で停車している私の車はどう見ても怪しいから
警察車両を呼ばれてしまう可能性もあるため
早く隠れてと願いながら急いでその場を後にしました
そして、しばらくして時間にして15分位してから
その場所に戻ったところ
その現場近く民間パトロール車とすれ違いました
と言う事は
私が走り去ってから今まで民間パトロール車は
「猪さん」がいた場所にと言う事です
何をしていたのか？
可能性としては下記の2つとなります
➊事務所に連絡して捕獲の罠の手配等をしていた
❷(本当はダメだけど) 餌をあげていた
で、さっきの場所に戻ると
「猪さん」はまだその場に居ました
見つからずに捕まらずに
殺されずに無事に生きてね
人間を信じちゃダメだよ
「猪さん」を一年以上見ていなかったのですが
「猪さん」や「イノブタさん」は
数年前までは福島・被災地のどこにでも
ただ最初からいたのでなく
よく見かけるようになったのは原発事故で
町から人が消えてから1年以上経ってからでした
なぜかと言うと
(当たり前の事ですが)人が居ないから
山等から福島・被災地に移り住み始めただけです
▲耳が立ち上り下半身が締まっているのが「猪さん」
▲耳が垂れていて寸胴なのが「イノブタさん」
人間が被爆を恐れて逃げ去り無人となった町の
福島・被災地で「猪さん」や「イノブタさん」は
子供を産み育て平和に暮らしていました
▲この頃は放射汚染された物資が詰め込まれた「黒い袋」だらけでした
なのに
戻ってくるからと、邪魔だからと
人間たちは捕獲をはじめ
捕まった子達は殺されていきました
自分たちが作り出した原発と言うモンスターが暴れ地球を汚し
そのモンスターをコントロール出来ないから被爆するからと
逃げて行った人間たちが居なくなってから生まれた子達も多いのに
その「猪さん」や「イノブタさん」にしてみれば
自分たちの生活エリアに人間が侵略してきたようなものです
なんで殺すの
何も悪い事をしていないのに
次々と仲間が捕まり殺されていく中
とても悲しそうに私に語り掛けてきたこの子も
姿を消したので捕まり殺されてしまったのだと思います
今日は2023年11月11日
あの日から12年と8カ月となり
東日本大震災ならびに福島原発事故の月命日なので
犠牲となった、これから犠牲になる子達の事を
知ってもらい何かを感じて頂ければと
綴らせて頂きました
多くの「猪さん」や「イノブタさん」が殺されてしまったから
11月5日の「猪さん」は
本当に久しぶりに出逢った子でした
だから…もう殺さないで
これ以上復興税で殺しをしないで
捕まえたら山に放してあげて欲しいです
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《ご協力のお願い》
個人で活動しており保護っ子さんも多く抱え
医療費の確保が出来ないため保護を待たせている子もいるほどで
活動費は常に厳しい状況です
ご無理のない範囲でご支援のご協力をして頂けると助かります
何卒宜しくお願い致します。
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