いつも"あの子達"のために
温かい応援ご支援ご協力をありがとうございます
▲奥に見える煙突は福島第一原発の5号機と6号機
その手前に大きなタンクが、放射能汚染水タンク
緑のシートが掛けられているは汚染物資が詰め込まれた「黒い袋」の山
(2021年4月11日の活動時に撮影)
もう…2011年3月11日から
福島原発事故から
11年と3か月が経とうかしています
早かったのか
長かったのか
でも、福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)は
未だ復興は遂げていませんし
▲ここは福島第一原発がある町内の住宅街
そして、住民が避難を強いられ人が消えてしまった町に
置いてきぼりされ取り残された動物たちの
"あの子達(被災猫)"のレスキューは続いています
少なくとも私は続けています
でも…
私の力不足なこともありますが
未だ助けを必要としている"あの子達"がいる事を
ご存じな方が少なくなってしまい
福島原発事故がもたらした
恐ろしい現実を目にする機会がなくなってしまった事もあり
福島原発事故のことさえも忘れされてしまったようにも感じます
福島原発事故は、人もだけど
それ以上に何万もの動物たちが犠牲になったというのに
▲原発事故で閉鎖された町を彷徨う「牛たち」(2012年撮影)
ある日、突然町から人が消え
人と共に生きてきた動物達は取り残され
不安で助けを求め町を彷徨いました
そして飢えと渇きの苦しみから逃れるために
お菓子や干物やお酒や薬品や洗剤などあらゆるものを
食べてはいけない物までも口にしていきました
▲避難した時のままの食卓に積もった埃には動物たちの足跡が…
そして、その結果
危険なものを食べてしまった子達は
壮絶な中毒(ショック)状態となり
もがき苦しみ無念の死を遂げていきました
活動報告で毎回お墓のご報告をしている
「ふたばちゃん」も
亡くなっていた場所と死顔から中毒死だったと思われます
※閲覧注意※
この下に亡骸の画像が1枚あります苦手な方は飛ばしてご覧ください
(「ふたばちゃん」についての記事はコチラ)
福島・被災地では"あの子達(猫)"だけでなく
犬も、家畜動物も、野生動物も
多くの動物達が飢えと渇きから逃れるために
食べてはいけない物を口にしてしまい亡くなりました
その地獄絵図のような場所の1つが
取り扱い商品が豊富な大型店舗なのですが…
復興作業で解体されてしまい
今では多くが姿を消してしまっています
そのため
福島・被災地に取り残された動物たちの
壮絶な苦しみと無念の死が
無かった事にされてしまったように感じ
とても複雑な状況になっています
なので、本日は
今現在、未だ解体されずに残っている
福島第一原発がある大熊町の
とある大型店舗の今の姿を
ご紹介させて頂きたいと思います
※ご紹介する画像には、5月29日の活動時に撮影したもので
亡骸の画像はありませんのでご安心ください。
↓↓↓
原発事故が起こった当初に保護した子には
可哀想に、生米や食品が包まれていたと思われるセロハンが
便に混じってる子が多くいました
でも、それは、まだましで
決して口にしてはいけない危険なものを物を食べてしまった子は
もがき苦しみ誰にも知られることなく無念の死を遂げ
瓦礫と共に撤去されてしまったか
福島・被災地の何処かで朽ちてしまっていると思われます
今回ご紹介した店舗もいずれは解体されてしまうでしょう
そして、また、更地が増え
福島原発事故の犠牲になった
動物たちの苦しみの痕跡が1つ消えてしまいます
でも、忘れても、無かった事にしても、いけない
置いてきぼりにされ取り残され無念の死を遂げた子達がいた事を
そして、今も、救いを必要している"あの子達"がいる事を
原発事故さえなかったら
一緒に避難をさせてもらえていたら
動物たちは
苦しむことも死ぬこともなく
こんな悲劇は起こらなかったのに…
だから、忘れないで欲しい
二度と同じ過ちを繰り返さないで欲しい
そう願いながら、本日は
福島・被災地で取り残された動物たちの無念の叫びが
今も響く現場の画像をご紹介させて頂きました。
~・~・~・~・~・~・~・~
今も福島・被災地には
助けを必要としている"あの子達"がいます
◆ご支援のご協力のお願い◆
福島・被災地(福島第一原発20キロ圏内)と夏井川氾濫決壊エリアには
まだ保護を待っている子達がいます
なので、その子達を助け出すために私は今も個人で活動を続けています
ただ…個人で活動しているためシェルターを持っておらず
一気に保護ができないため
毎週通い給餌をしつつ少しずつ保護を進めています。
ですが
只今「医療費」と「飼育費」が思いのほか発生しており
活動費の深刻なまでにひっ迫し
活動を継続するには厳しい状況となってしまいます。
全ての"あの子達"を保護して幸せにしてあげられますよう
それまで活動を続けられますよう
どうか「活動費」のご支援のご協力を宜しくお願い致します。
※「活動費」とは、給餌保護と活動車に関わる費用と保護猫さんの医療費と飼育費
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
◆◆◆里親さま募集◆◆◆
福島・被災地と夏井川氾濫決壊エリアで保護された子達と
一緒に幸せになって下さる方を募集しております
◆里親さま募集中の猫さん情報は
コチラをご覧ください。
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