昨日upしましたの
濁流の中を避難していた被災者さんのその一言が、はじまりだった
の続きです
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ただでさえ警戒心が強い猫さんで大災害のあとですから
生き残った子がいたとしても
日中は姿を見せないとは思いましたが
弱っている子がいるのなら、保護してあげなきゃなりませんから、同じ場所を最低2回は見て、草むらはかき分けて進み、車体下を覗き、猫さんを探し続けたところ…
「耳折れした黒猫さん」を
見つけることが出来ました!!
生き残ってくれた子がいて嬉しかった
急いで「焼きかつお」をあげて少し離れた場所で見ていたところ
空腹だったのでしょう…ガツガツと食べていました
子育てしていたママ猫と子猫たちが濁流に流された
この黒猫さんに出会う前に住民のお一人から得た情報の子の可能性が高いため
飼い主さん捜索を続けていき
飼い主さんが見つからなったら保護をすることにしました
(この子がいた所に、私の連絡先を書いた置手紙をしました)
初めて現地に行った10月20日に見つけた子は、亡くなっていた子1匹と、この「耳折れした黒猫さん」1匹だけでした。
そして、その後は
翌週の10月28日に、給餌をしておいた茂みの中で悲しそうに鳴いていた「アメショー調の中猫さん」を見つけ。
(驚いたことに、この子も耳折れさんでした)
更に、うず高く積まれた瓦礫の中に身を潜めていた「衰弱したキジ白さん」を見つけました。
その翌週の11月3日には、「黒猫さん」と「アメショー調中猫さん」を目撃し
この子達が、もし飼い猫さんなら飼い主さんのもとに戻してあげたいと思い猫さんを飼っているお宅がないか聞き込みをしてまわり、給餌している場所には置手紙をしていました。
しかし
この子達を知る人は、なし…
濁流でどこからか流されてきた可能性もあり、台風19号から既に1か月が経過し、特に「衰弱したキジ白さん」の命が危険過ぎたので保護を進めました。
まず最初に11月3日に保護したのは、「ナツ君」と「ぴよちゃん」の2匹
▲10月28日に泣かしそうに鳴いていた「アメショー調の中猫さん」の
仮名「ナツ君」
▲真っ暗な夜道で凍えていた仔猫の
仮名「ぴよちゃん」
続いて、翌週の11月10日には「アキちゃん」と「フユト君」と「ハルちゃん」の3匹を保護しました。
▲たぶん10月20日に目撃した「黒猫さん」だと思われる
仮名「アキちゃん」
▲どこにも肉がなく尖った背中をしかなり危険な状態だった
「衰弱したキジ白さん」＝仮名「フユト君」
▲11月3日に目撃した「黒猫さん」と思われる (まさかの「黒猫さん」が2匹)
仮名「ハルちゃん」
台風19号で夏井川が氾濫決壊してしまったこのエリアで、11月3日と10日の2回に分けて計5匹を保護しました。
▲上から時計回りで (全て仮名)
「ぴよちゃん」、「ナツ君」、「ハルちゃん」、「アキちゃん」、「フユト君」
「ぴよちゃん」だけは、少し離れて違うエリアで保護しましたが
4匹は、同じエリアで保護しみんな耳折れし血族と思われますので…
四季の夏・秋・春・冬
仮名は繋がりあるものにしました
尚、5匹中4匹は既に里親さまが決まり幸せになりました
◆仮名フユト君◆
極度の栄養失調で骨と皮だけとなり尖った背中をしていたフユト君は
幸せがいっぱい詰まったふっくらした体になって「次郎くん」になりました
◆仮名ナツ君と仮名ハルちゃん◆
親子の可能性があるナツ君とハルちゃんは2匹一緒に迎えて頂き
「だいず君」と「あずきちゃん」となり幸せになりました
◆仮名ぴよちゃん◆
凍えて真っ赤な肉球をしていた弱々しい子猫さんだったぴよちゃんは
「るなちゃん」となり、ひとりっ子のお嬢様生活を堪能されています
仮名アキちゃんは…
只今、"ずっとの家族"になってくださる里親さま募集中です
(保護時)
(現在のお姿)
純血のマンチカンかは定かではありませんが
小さなお耳が折れた可愛い
おんにゃの子で性格はおっとりフレンドリーな猫さま
落ち着いた猫さまライフをご希望な方には
これ以上にない素晴らしい子です
アキちゃんにビビッ
と運命を感じ方は、ご連絡宜しくお願い致します
anokotachi@gmail.com
夏井川氾濫決壊エリアで目撃した5匹を保護したので、これで終わりかと安堵しました。
しかし、もしまだ取りこぼしがあったらいけいと思い給餌をし11月17日に見に行くと、「キジ猫さん」が給餌ポイントにいる姿を目撃したので…
その後も、給餌を続けることにし
あと何匹いるのか定点カメラで調査をすることになりました
長くなりましたので、明日に続く
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◆SOS◆
保護っ子預りボランティアさん急募
夏井川氾濫決壊エリア (台風19号の被災地) で
緊急で保護しなくてはならない子達が少なくとも6匹います
でも…現在、保護猫さんの預かり先がいっぱいになっています。
保護したくても、保護後の預かり先がありません
保護っ子さんの預かりが可能な方からの
ご連絡をお待ちしております、どうかご協力をお願いいたします。
anokotachi@gmail.com
《保護っ子預りボランティアさん》について詳しくは→★
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◆SOS◆
"あの子達"を救う活動に関わるご支援のお願い
只今、保護っ子さんの医療費や飼育費などが膨らみ
活動費が厳しい状況になっています。
ご無理のない範囲でご協力いただけると助かります。
何卒ご協力を宜しくお願い致します。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
◆里親さま募集中の猫さん情報は、コチラをご覧ください。
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