いつも"あの子達"のために

温かい応援ご支援をありがとうございます。

 

2011年より福島・被災地 (福島第一原発20キロ圏内) で活動している私が

なぜ夏井川氾濫決壊エリア (台風19号の被災地) でも活動しているのか

 

タイムリーに活動報告をご覧になられている方はご存知だと思いますが

あれから1年が過ぎて風化されつつありますので

 

本日は、その経緯

夏井川氾濫決壊エリアの被災猫さんについて

書かせていただきます

 

 

台風19号

今から1年1ヶ月前の(令和元年)2019年10月12日日本に上陸

激甚災害、特定非常災害

そして、大規模災害復興法の非常災害の適用を政府が行ったほどの

各地で甚大な被害をもたらした大型かつ最強の台風

死者105人中36人が福島で亡くなった方だったことから分かるように

この台風で最も被害が出てしまったのが福島県でした

 

▲夏井川の氾濫決壊被害エリア

 

ただ甚大な被害が出たからと、どこにでも救済救護活動に向かうほど

私に時間やお金があるわけではありません

 

では、なぜ

福島県いわき市の夏井川氾濫決壊被害エリア

私が関わり活動しているのか?

 

それは…

 

目の前を猫さんが流されていった

助けようとしたけど、手が届かなかった

 

福島原発事故で避難を強いられたしまった

福島第一原発の20キロ圏内の住民で被災者の「●●さん」のご親族が

避難している先が夏井川に面していて

避難住宅が冠水し避難があと数分遅かったら、命を落としていたそうです

 

濁流に胸まで浸かった状態のなか

必死に避難していた時に

目の前を猫が流されていったとお聞きしました

 

そのお話しを伺っていてもたってもいられず、これもご縁ですから

夏井川氾濫決壊エリアの子達の救護をすることにしました

 

初めて現地入りしたのは

台風19号が上陸したから8日後の10月20日でした

 

 

 

 

 

夏井川氾濫決壊エリア

家電製品やお布団やアルバムそしてお仏壇までもが廃材となり

道路にうず高く積まれ

公園や空き地が臨時のゴミ置き場になり異様な風景と化していました

 

 

 

 

被災地の道はどこも

流された車が道をふさぎ、行く手を阻みました

 

 

 

 

被災者の方々のために

自衛隊災害派遣隊

24時間体勢で活動されていました


 

 

 

 

 

本来は、避難所となるはずだった

公民館などの公的施設も冠水や浸水をしてしまったので

避難所が設けられないから

自衛隊が駆け付けてくれた事がどれだけ心強かったことか…

ここに訪れた被災者さん達と自衛隊の方々の笑顔が忘れられません

 

 

夏井川氾濫決壊エリア現地調査

被災された方の片付けの邪魔にならないように徒歩でしました

 

 

 

 

猫さんを飼っている方や、猫さんを見かけた方に

渡す物資を

リュックいっぱいに詰め込んで

 

ひたすら歩いて声掛けして渡して瓦礫の中をくまなく覗いて

物資が無くなったら一旦車に戻って物資を詰め込み

またひたすら歩いて声掛けして渡して瓦礫の中を覗いて…1日中歩き回りました

 

10月とは言えこの日は暑く

朝からずっと歩き続けているから力尽きそうになった時に

自宅の冠水した家財道具を片付けていた被災者さん

ご自身が大変なはずなのに、これを差し出してくださいました

 

 

美味しかった

 

ウロウロしている私を怪訝そうに見る人もいましたが

ありがとうって水も電気もガスも止まってしまっているから

貴重なはずの食料を差し出してくれて、嬉しかったです

 

身も心も元気になれたので、またひたすら歩き声がけしていたら

 

生きた子は見ていないけど

死体だったら見たよ、と

被災者さんが教えてくれたので確認しに行くと…

 

※閲覧注意※

この下に亡骸の写真が1枚あります

 

 

溺死した1匹の猫さんの姿が

瓦礫の中にありました

 

可哀想に

 

危険察知能力が優れた猫さんが

濁流の呑まれてしまうほど

台風19号は一瞬にして全てを飲み込んだのだと改めて怖さを感じ

 

助けてあげられなかったこの子のためにも

この夏井川氾濫決壊エリアで

生き残れた

この子の仲間たちを助けなければと

心に誓いました

 

明日に続く

 

 

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SOS

保護っ子預りボランティアさん急募

 

夏井川氾濫決壊エリア (台風19号の被災地) で

緊急で保護しなくてはならない子達が少なくとも6匹います

 

 

でも…現在、保護猫さんの預かり先がいっぱいになっています。

保護したくても、保護後の預かり先がありません

保護っ子さん預かりが可能な方からの

連絡をお待ちしております、どうかご協力をお願いいたします。

anokotachi@gmail.com

 

保護っ子預りボランティアさん》について詳しくは→

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

SOS

"あの子達"を救う活動に関わるご支援のお願い

 

只今、保護っ子さんの医療費飼育費などが膨らみ

活動費厳しい状況になっています。

 

 

ご無理のない範囲でご協力いただけると助かります。

何卒ご協力を宜しくお願い致します。

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

 

里親さま募集中の猫さん情報は、コチラをご覧ください。

 

 

 

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