色々とご報告が遅れていますことお詫びいたします、すみません。

本日は、前々回の9月13日の活動報告です。

 

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この日 は、分厚い雨雲が空を覆い日中でも薄暗く生憎の雨で、福島・被災地 (福島第一原発20キロ圏内) は不気味な程に静まり返っていました

 

 

 

 

 

 

 

聞こえるのは

雨音と時折吹く風の音だけで

 

 

人の気配はいつも以上になく

すれ違うのはパトカーばかりで

 

 

福島原発事故当初を思わせるほどに静かで

福島・被災地ひとり取り残されたような孤独を感じ

本来は職質されると時間のロスになるから会いたくないパトカーだけど

この日はパトカーを見かけると一人ではないと安心するほどでした

 

そんな日でしたから重い気持ちで活動していたのですが、久しぶりに動物達に会えて嬉しい1日となりました。

(全ての子達は撮影することは出来ませんでしたが…)

 

〈猪の親子〉

どこの町も野生動物の捕獲殺処分が進められているので

野生動物は、人を恐れ日中は姿を見せなくなってしまっていたのに

この日は、お昼に猪の親子国道6号線を横断していました。

こんな姿を見たのは、2~3年ぶりでした。

 

 

きっと…それだけお腹を空かせていたのでしょう

 

子育て中ということもありますが

これから来る長くて厳しい東北の冬に備え

脂肪を蓄えるために食料を求めていたのだと思います

 

でも、可哀想に

 

この子達は

人間に見つかったら殺されてしまいます

何の罪もないのに

 

 

どうか無事に生き抜いてと願い

お別れをしました

 

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〈犬さん〉

犬さんは二次元で行動するので

三次元で行動する猫さんより保護がしやすいため

犬さんの保護は、ほぼ完了しているはずなので…

この日、出逢ったこの子は

たぶん帰宅されている被災者さんの子がセルフ散歩中だったと思われます。

(セルフ散歩=飼い主さんが同行しない犬さんだけのお散歩)

 

 

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〈 猫さん×2匹 

猫さんには、2箇所で計2匹に出会いました

 

➊夏井川氾濫決壊エリアの給餌ポイント近く

給餌ポイントに来ている「はちわれさん」と思われる子に出会いました。

保護枠の確保さえ出来れば…早くこの子も保護してあげたいです(涙)

 

 

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昨年に避難指示が解除された大熊町のエリア

避難先から帰還された住民の方が飼われている猫さんに出会いました。

 

活動時は、救いを必要としている"あの子達"がいたら助けるため

給餌ポイントだけでなく 常に360度 神経を使って 目視しています

そんなこともあり、今回、この子を見つけたのですが

一人ではなく飼い主さんと一緒にいたのでお話しをさせて頂きました

 

 

このシャムmixさんの名前は「はく君」で

避難先で飼い始めた子だそうです

 

飼い主さんが、優しそうな方だったので

避難する原発事故前は

何か動物を飼われていましたかとお聞きしたところ

 

猫さんを数匹飼っていたけど

その子達は

ボランティアさん達に保護された

 

では、その子達は

その後どうなったかとお聞きしたら

 

その当時にいた避難先はペット不可だったから

飼うことは出来なくて

会うと悲しくなってしまうから

飼い主だと名乗り出る事が出来なかった

悲しそうな表情をされていました

 

そうなんです

 

この方だけでなく、今までお話しさせていただいた

泣く泣くペットを置いて避難された方の多くが

 

自分の子(犬や猫)が

保護されていることを知っても

避難先で飼う事がでくないからと

飼い主だと

名乗り出る事が出来ずにいました

 

でも、一緒に住むことが出来なくても

せめて再会だけでも

抱きしめてあげるだけでもしてあげて欲しかった

 

もし、今も"大切な家族 (犬や猫)"

心に留めて下さっている方がいらっしゃいましたら

 

今からでも

遅くはありませんから

大切な子が、保護されたのか?

保護されていたとしたら

その後はどうなったのか?

追跡してあげてください

 

たとえ亡くなっていたとしても

飼い主さんが、手を合わせ泣いてくれたら

その子は、報われるはずです

だってその子は、飼い主さんが迎えに来てくれるのを

ずっと待っていたはずですから

 

今からでいいから

"大切な家族"を探してあげてください

 

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ふたばちゃん」と「ととちゃん」のお墓は、今回も荒らされておらず無事でした。

 

ふたばちゃんお墓

前回蕾が膨らんでいたコスモスが数本ではありますが、花を咲かせていました。そのコスモスの花を見て…

壮絶な死で苦しみその後9年以上も亡骸がそのままだったけど、やっと埋葬されてお墓で眠れと、ふたばちゃん喜んでくれているように感じました

 

 

ふたばちゃんの埋葬にいては→

 

ととちゃんお墓

先週まで咲いていた栄養不足の小さなひまわりは残念ながら枯れていました。本当はひまわりに肥料を上げれば大きく育ったのですが

肥料をあげるとその匂いを嗅ぎ付け野生動物が掘り返してしまうので…ひまわりには可哀想でしたが肥料は上げられませんでした。

 

 

※ととちゃんの埋葬については→

 

裏付けは取れていないのですが…

福島・被災地 (福島第一原発20キロ圏内) では、試験的なのか本格的なのかは定かではありませんが、お米だけでなく蕎麦の産業が始まっているようです。

 

水田

3年前位から目にするようになり

今年はかなり増えました。

 

 

 

蕎麦

昨年に一部のエリアで花を目にしていたのですが

今年は、蕎麦畑と思われる個所が一気に増えたように感じます。

 

 

 

ちなみに、この蕎麦畑の場所は

私が福島・被災地初めて保護した猫さん

チャップ君」を保護した場所です

 

▲保護当日のチャップ君

 

保護した時、かなり衰弱していてガリガリで

検査結果は、ダブルキャリアでしたが

チャップ君」は、飼い主さんと再会するために頑張ってくていました

 

▲保護後だいぶ経ち、一時期元気になった時のチャップ君

 

でも、飼い主さんは見つからず

再会出来ぬまま

2013年8月6日に「チャップ君」は、永眠しました

 

 

その「チャップ君」の故郷が、一面蕎麦畑になりました

 

 

もう空腹で苦しむ子を出したくないし

命を落とさせたくないから

給餌を欠かすことは出来ません

 

今回も、お腹を空かせている"あの子達"に、鮮度が落ちにくく雨と湿気対策万全の「美味しいご飯」を届けました。

 

 

 

 

応援ご支援してくださっている「皆さま」のお陰で

今回も全ての給餌ポイントに

「美味しいご飯」を届けることが出来ました、ありがとうございます!!

 

この日は、7月26日に保護した「はなちゃん」に会いに、保護後「はなちゃん」のお世話をする保護っ子預りボランティアさんになってくださった●●さんのお宅にお邪魔しました。

 

16日にブログで既にご報告しましたが…

↓↓↓

 

はなちゃん」は…

 

 

私の姿を見るなり

●●さん」のところに走って避難して

 

 

冷たい視線で見られました

 

 

会いに行ったのが

とっても迷惑だったようです(笑)

 

 

アタチは

ママの傍にずっといるって決めたにょ

だから、邪魔しにゃいで

by はな

 

はいはい分かりました

●●さん」、早く"うちの子宣言"してあげてくださ~い!!

 

 

t~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

お願い

保護っ子預りボランティアさん急募

 

現在、保護っ子さんの預かり先が

いっぱいのため

保護したくても、保護が出来ません

 

保護っ子さんの預かりが可能な方がいらっしゃいましたら

ご連絡をお願いいたします。

下矢印下矢印下矢印

anokotachi@gmail.com

 

どうか1日も早く"あの子達"を保護してあげられるよう

何卒ご協力をお願い致します。

 

保護っ子預りボランティア具体的に何をすればいいのか条件等を説明して欲しいとご要望があり、そのご説明をしたいと思っているのですが…

なかなかその説明が出来ず、申し訳ございません。なるべく早めに致しますあせる

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

 

SOS

"あの子達"を救う活動に関わるご支援のお願い

 

只今、保護っ子さんの医療費や飼育費などが膨らみ

一層活動費が厳しい状況になっています。

 

 

ご無理のない範囲でご協力いただけると助かります。

何卒ご協力を宜しくお願い致します。

 

 

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

里親さま募集中の猫さん情報は、コチラをご覧くださいネコ

 

 

 

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