想定外の事が続き

相変わらず色々なご報告が遅れ時差が生じていますこと

お詫び申し上げます申し訳ございません

本日は、1月5日の活動報告をさせていただきます。

 

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1月5日新年を迎え2020年に入って

初めての福島・被災地入り

 

 

 

被災地に向かう常磐高速の途中にある

いつも寄る放射線量情報が表示されているプレハブ小屋を覗くと

案の定、線量表示はされていませんでした

※年末年始、ゴールデンウイークやお盆休みなど多くの人が訪れる時期は

なぜなのか、いつも表示されなくなっています。

 

▲ちなみに、いつもこのような表示がされています。

 

今回も、福島・被災地 (福島第一原発の20キロ圏内) に行く前に、台風19号で多くの死者がでた夏井川氾濫決壊被害エリアに寄り、目撃して未だ保護出来ていない子の保護を試みました

しかし、捕獲器を設置し気配を消しひたすら待ちましたが姿を見せてくれず、今回も保護してあげられませんでした。

 

 

夏井川氾濫決壊被害エリアは、福島・被災地と違って冠水してしまったお宅以外の住民は避難していませんのでその方達の目がありまから…

全ての方が被災猫さんの救護活動に理解をしてくださるわけではないので、保護を試みれるのは人が出歩かない明け方と夜中のみなので苦労しています。

でも、目撃した子が生きていてくれているのなら助けてあげたいので給餌を続け保護を進めていきたいと思っています。

 

太陽が昇りはじめ明るくなり住民の方が姿を見せ始めてしまったので捕獲器を一旦引き上げることにし夏井川氾濫決壊被害エリアをあとにし、"あの子達"が待つ福島・被災地に急いで向かいました。

※保護出来る確率を考えると捕獲器をそのままにしておきたいのですが、それは危険なので泣く泣く捕獲器は回収しています。

 

 

初日の出

2020年に入って福島・被災地で初めて見る日の出…とても綺麗でした

前日の4日永眠した「ウィンちゃん(仮名のぞみ)」もどこかでこの日の出を見ているのかな

お空で「エド君」と「アル君」や仲間たちに会えたのかな

突き刺さるような冷たい海風にあたりながらそんなことを考えて日の出を見守りました

 

 

その後は、お腹を空かせている"あの子達"のために急いで給餌をして回りました。

 

 

 

 

今回も応援ご支援してくださっている「皆さま」のお陰で

全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届けることが出来ました

ありがとうございました。

 

ここは、前日の4日に永眠した「ウィンちゃん(仮名のぞみ)」命を繋いでくれ保護した給餌ポイントの跡地

 

 

以前は、ここに小屋がありその中に給餌をし、そこに「ウィンちゃん」は来て命を繋いでいました

 

 

この給餌ポイントに定点カメラをやっと設置出来た時に

すぐに「ウィンちゃん」の姿が撮影され、骨と皮だけのその痛々しい姿に涙し

 

 

保護してあげたいと思ったのに、半年近く定点カメラに写らなくなり

間に合わなかったのかと落胆していたらまた写っていて

 

 

それからは、何度も何度も何度も何度も何度も保護を試み

2年間も追い続け、2016年9月4日やっと保護出来ました

 

 

嬉しかった

骨と皮だけの「ウィンちゃん」が入った捕獲器は空なのではと思うほど軽く

本当に猫さんが入っているのかと何度も中を確認してしまうほどでしたが

そこにはずっと追い続けていた「ウィンちゃん」が入っていてくれて嬉しかった

 

想像を絶する苦しみの中、生き抜いた

全てにおいて奇跡で、"あの子達"にとっても私にとっても希望となりました

だから仮名をのぞみと命名しました

 

 

今は解体されなくなってしまった給餌ポイントのその跡地で

走馬灯のように「ウィンちゃん」に関わる記憶がよみがえりました

 

ウィンちゃん」のことを心配してずっと保護出来ることを願って待ち続けてくれ

保護出来たことを伝えるために電話したら、悲鳴にも似た声を上げ喜んでくれて

保護後、丁寧にケアをしてくださった「Hさんご夫妻」のこと

 

 

この活動のためにいつも応援ご支援してくださっている「皆さま」のお陰で

給餌をして命を繋げ保護後は、充分な医療処置を施してあげられたこと

 

 

白血病キャリアの「ウィンちゃん」だったから幸せになれるか心配していたら

同じ白血病キャリアの「アル君」が亡き後エド君」のお嫁さんにと

里親さまの「Uさん」が「ウィンちゃん」に会いに来てくださったこと

 

 

そして、「Uさん」の家族に

エド君」のお嫁さんに迎えていただき幸せな猫生がスタートしたこと

 

 

 

その「Uさん」が活動に同行してくださり

エド君」と「アル君」と「ウィンちゃん」の命を繋いでいた給餌ポイントを訪れて下さったこと

 

 

 

たくさんの方の愛のお陰で救われ

保護されてから3年4か月

ウィンちゃんは、本当に幸せでした

 

 

※「Uさん」に迎えて頂き幸せになった3にゃんの記事の一覧

https://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12412947080.html

 

そんな幸せな「ウィンちゃん」の給餌ポイント跡地に

献花と祈りを捧げました

 

 

ウィンちゃん、良かったね

貴女が教えてくれた沢山のことを忘れずに

これからも頑張るから見守っていてね

 

その祈りを捧げ終わった時でしたが降り始めました

今シーズン福島・被災地で初めて見る雪でした

 

雪は、浄化する力があると言われています

もしかしたら「ウィンちゃん」が放射能に汚染された地と

福島原発事故で傷ついた心に残る怒りや悲しみを取り除くために

雪を降らしてくれたのかも

 

諦めないよウィンちゃんを保護した時みたいに

"あの子達"のことも諦めないから

 

ウィンちゃん」が降らしてくれた雪に誓いました

 

 

今回も福島・被災地夏井川氾濫決壊被害エリアで深夜まで粘りましたが

保護することは出来ませんでした。

 

でも、諦めませんウィンちゃん」と雪に誓ったとおり

奇跡を信じ今後も粘り強く保護をするため精一杯努力いたします。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・

 

◆里親さま募集中の猫さん情報とこの活動に関わるご支援のお願いはリンク先をご覧ください。

・里親さま募集中 https://happycat-satuki.amebaownd.com/

・ご支援のお願い https://happycat-satuki.amebaownd.com/posts/1799625

 

 

 

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