▲被災地のとある住宅街。
この一角は誰も帰宅されていないようで、道も家も荒れ放題です。
今回も福島・被災地は暑く朝から汗が止まりませんでした。
それだけならまだいいのですが、この日は、風がなく湿度も高かったので汗が蒸発しないので体に熱がこもり体温が上がってしまい、とても危険な1日でした。
そのため今回も熱中症にならないよう体温を下げるために潔く頭から全身に水を浴びました。
こんなに濡れていても太陽の下で活動していますから、驚くことに1時間もすると乾いてしまいます。
そのためこの日は4回も水を被りました。
12時過ぎの時点で、気温は47℃でした。
その後も時間が経てば経つほどに気温が上昇していたのですが、怖くて測定出来ませんでした。
(風邪とかで発熱した時に体温を測って現状把握すると急に弱ってしまうのと同じで、今回の活動時に実際の気温を知ってしまうともう動けなくなりそうで怖くて気温の測定が出来ませんでした)
でも、50℃を超えていることは想像出来ました、なぜなら…
いくつか給餌ポイントの定点カメラが熱くなっていたことと
中に入っている乾電池が火傷するほど熱くなっていたからです。
※今回高温になっていた定点カメラは、近いうちに壊れてしまうと思います(涙)
この日お会いした現地の方に伺ったところ
実際にこの日の気温は50℃を超えていたそうです。
(前日は52℃だったそうですが、それよりも暑いと驚かれていました)
室内にある給餌ポイントでは、暑すぎて息が出来なくて意識が何度か薄れてしまいました。
たぶん体感温度は70℃近くあったのでは思われます。
そんな恐ろしい暑さでしたから、今回も保護は出来ませんでした。
でも、給餌だけはなんとかし終えることが出来ました。
今回も「皆さま」が託してくださった「美味しいご飯」のお陰で
全ての給餌ポイントに給餌をすることが出来ました
ありがとうございました。
今回は、7月28日に永眠した「むぅちゃん」が来ていた給餌ポイントにお花とお供え物をしてきました。
「…助けて。お腹がペコペコなの」
「むぅちゃん」は、保護前のとある日に、ここに顔を見せ助けを求めてきました。
▲その時の「むぅちゃん」
どの子もそうですが、亡くなってしまったとご連絡をいただくと…
もっと早く見つけてもっと早く保護してあげられていたら良かったのに と悔やんでしまいます。
むぅちゃん
もっと早く保護してあげられていたら良かったのかな
私のせいで苦しんだのかな…ごめんね
大好きな「ママさん」と「パパさん」との時間を幸せな生活を
もっともっと過ごしたかったよね
今度生まれて来た時も
「ママさん」と「パパさん」の子になるんだよ
今度は、原発のない所に生まれてくるんだよ
闘病中はよく頑張ったね いい子だね
疲れたと思うから しばらくお空で休んでね
むぅちゃん、おやすみなさい
安らかに…
この日の日没は
「むぅちゃん」が、お空の神さまの元に無事に辿り着いた
そう思えるほど神々しい日没でした・
"あの子達"が
この暑さで命を落とさぬよう祈り、被災地をあとにしました。
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まだ助けを必要としている"あの子達"のために、引き続き応援ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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・被災地で保護した里親さま募集中の猫さん情報
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