この日の福島・被災地は、早朝は蒸し朝からとても暑く夏を思わせる1日でした。

 
 
まず朝イチで「白茶猫さん」の場所へ行きました。
そこには分かり難いかと思いますが「生きている証」が幾つも残されていました。
 
 
ここに定点カメラを設置させてもらえた行動パターンが分かるのに…
でも設置できないので地道に追い続けるしかありません(涙)
この場所を含め数か所に捕獲器を設置していきました。
 
今残されている子達は警戒心が強く、悪事件の場所ばかりで保護が本当に困難です。
前回の活動時は倒木まででる暴風雨でしたし、今回は朝から汗が止まらないほど暑く"あの子達"は出てきそうもなく、ここ数か月は天候にも恵まれず。
上手く表現できませんが…苦しくて心が沈んでいました。
 
そんな時、去年のあの日の事が頭に浮かびました。
 
五つ葉のクローバーを見つけて、その日に、なかなか保護きなかった子「Mits君 (仮名みつば)」を保護したことを思い出していました。
 
そこで、縁担ぎしようと急遽その場所へ行き四つ葉のクローバーを探してみました。
情けないとは思いましたが、この日はそうでもしないと心が折れそうだったので。
で、探し初めたところ直ぐに四つ葉のクローバー見つかりました
 
 
嬉しかったです。
この時、1匹の猫さんが頭に浮かびました。
前回目撃した時に弱っていたのですが保護出来ず、その後1度も姿を確認出来ていない子が脳裏に浮かびました。
 
▲以前目撃した時に撮影した写真です
 
「もしかしたら、もう間に合わなかったのかも」
そう思っている子ですが、生きていることを信じ追い続けている子です。
 
急いでこの子の通っているはずの給餌ポイントに行ってみると、なんとこの子がいたので捕獲器を設置したところ
 
入ってくれましたビックリ
 
保護してあげられた、生きててくれた、弱っていたけど無事でいてくれた…
嬉しくて信じられなくて涙が溢れ震えが止まりませんでした。
 
まだこの日の給餌など活動が残っていました。
かと言ってこの子を車に乗せて連れまわすのは可哀そうなので、いつもご協力くださっている被災者さんのお宅で休んでもらうことにしました。
捕獲器からケージに移ってもらいました。
 
 
ちゅ~るを差し出すと最初は噛んでいましたが、舐めるものだと理解してくれて美味しそうに舐めてくれました。
 
 
ウェットフードを差し出すとガツガツと食べてくれました。
 
 
この日はとても暑くこの段階で25℃を超えていたので、水分補給をしっかりしないと熱中症脱水になってしまうので、この子に水分補給をしっかりしてもらいました
 
それでも何かあってはと心配になったので、このお宅の被災者さんに猫さんを保護出来たことと、被災地のご自宅でその猫さんを休ませていただいている旨連絡をしました。
そうしたところ、その被災者さんが避難先からそちらに向かいますとおっしゃってくださって私の活動している間この子を見ていてくれることになりました。
 
その後は、いつものように給餌ポイント給餌をしてまわりました。
 
 
 
 
 
「皆さま」から託していただきました「美味しいご飯」のお陰で全ての給餌ポイントに給餌することが出来ました、ありがとうございます。
 
被災地は、すっかり初夏の風景になってきました。
 
 
気温も夏のようでした。
 
 
この写真では32..5℃ですが、34℃まで気温は上がりました。
長くて厳しい冬が去ったかと思ったら、短い春が終わって、とうとう暑さと渇きで命が奪われる夏がやって来てしまったようです。
 
 
日が暮れた時の気温は、16℃
お昼は、34℃でしたから気温差が約20℃もありました。
福島・被災地は、この時期とにかく寒暖差が激しいように感じます。
これでは健常者でも体調を崩してしまいますから、"あの子達"が心配です。
 
全ての活動を終え、保護した猫さんを迎えに行きました
 
 
被災者さんが、暑くないように換気をしてくれたりちゅ~るをあげてくれたりと見守って下さっていたので、猫さんは落ち着いていました
●●さん、突然にも関わらご協力をくださいまして、ありがとうございました!!
 
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◆仮名ふく ♂ 推定年齢2~3歳 エイズ・白血病共に陰性
 
保護後、血液検査・ワクチン接種・検便・駆虫・去勢手術・爪切りなど初期医療処置済み
血液検査の結果はどの数値にも問題はありませんでしたが、可哀想なほど痩せており風邪をひいていたので治療中です。
 
 
性格は、狂暴性はなく撫でることを許してくれとても穏やかな子で人馴れは問題なしです。
仮名は「ふく」にしました。
説明するまでもなく、福島のふく、幸福になって欲しいからふく、です。
この子の雰囲気だと「ふく君」よりも「ふくちゃん」のほうが似合うように感じます。
 
ふく君」は、震災後生まれなので体調が整い次第里親様募集をいたします。
ビビッ運命を感じた方は、anokotachi@gmail.com ; までご連絡をお願いいたします恋文
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ふく君」は、「Hさんご一家」が保護っ子預かりボランティアになり初期ケアをしてくださることになりました。
 
 
 
今回もご自宅から100キロ以上も離れた茨城の友部まで迎えに来てくださいました。
毎週日曜の深夜に迎えに来れるよう待機してくださっています。
Hパパさん」、「Hママさん」、「Hお兄さん」、いつもありがとうございますどーもっ
 
 
 
ふく君は、皆さま」の温かい応援ご支援のお陰で救われました、
ありがとうございます
この"命のリレー"に感謝申し上げます
ふく君が、幸せになれますよう応援をよろしくお願いいたしますどーもっ
 
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【ご報告】 ふく君」の医療費は、初期医療費と再診で44.020円でした。
 
 

心はいつも一緒基金」を使わせていただきました、ありがとうございました

 

【口座名】 心はいつも一緒基金 

●〈ゆうちょ〉 からの振込の場合は

【記号】 10170 【番号】 39358001 

●〈他金融機関〉 からの振込の場合は

【店 名】 〇一八  【店 番】 018  【預金種類】 普通預金  【口座番号】 3935800

 

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