週末の10月11日に開催された「里親会」のご報告をと思いましたが・・・
その前に、前回5月10日の「里親会」で幸せを掴んだ「エド君(仮:タラちゃん)」と「アル君(仮:イクラちゃん)」の嬉しいご報告をさせていただきます
「エド君」と「アル君」は、福島被災地で保護したました。
*「エド君(仮:タラちゃん)」の保護時の記事 → ★
*「アル君(仮:イクラちゃん)」の保護時の記事 → ★
保護した時期と場所そして年齢も違いましたが「白血病キャリア」だった2ニャンは「シミズさん」のお家で過ごしていました。
気立てのよい「エド君」がヤンチャな「アル君」を受け入れてくれたお陰で、まるで兄弟のように仲良しになりました。
そんな2ニャンですから、
出来る事なら一緒に迎え入てくださる「里親様」を!!
そう願っていました。
願いって叶うんですね。
ご縁ってやっぱりあるんですね。
「里親様」と「エド君」と「アル君」のご縁を繋いでくださったのは、「フェリシモ猫部さん」でした。
その「フェリシモ猫部さん」が、2ニャンのことを記事にして下さいました。
素敵な記事で読んでいて嬉しかったので、こちらに転載させていただきました
(画像がちゃんとはまっていませんが)
是非、ご覧ください
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転載元 http://www.nekobu.com/blog/2015/10/post-716.html
猫を迎えるその①・・・「白血病キャリアの子」
エドくんは、推定3歳半のキジトラくん。
オオヤマネコ並みのみごとなマズル(鼻口部)の持ち主です。
お髭の根元の濃いブツブツが、マズル好きにはたまりません。
「体は大きくても、甘えんぼでとっても優しい子なんですよ~」
トモヨさんは目を細めます。
「ボクのマズルだって可愛いから、ほら、見てもらおうね~」
ミチハルさんに抱っこされているのは、茶白のアルくん。
アルくんのほうは、野ウサギのような牧歌的な顔立ちで、これもまた愛らしい子ですね。
「お父さん大好きだけど、お顔近すぎ・・・」とでも言いたげなアルくんは、まだ1歳半くらいの天真爛漫な子です。
見るからに性格花マルの2匹ですが、原発事故後に福島県の帰宅困難区域で生まれた猫。寒さ、ひもじさ、野生動物から襲われる恐怖など想像を絶する環境を自力で生きのびるしかなかった子たちなのです。
エドくんは、去年3月に、福島被災動物レスキューグループ「RAIF」により保護。骨格は大きいのにガリガリでした。
真菌ハゲや寄生虫の治療を要し、猫白血病ウィルスのキャリアであることも判明したため、一時預かりを引き受けたRAIF給餌メンバーのSさんの家では、先住保護猫とは別部屋でさびしい思いをしていました。飢えに苦しんだ記憶がそうさせたのか、底なしの食欲を見せ、みるみる大猫に。
そして年が明けた今年2月。吹雪の前日に保護された、幼さの残るアルくんも白血病ウィルスのキャリアでした。預かり主となったSさんの家で出会い、すぐさま兄弟のように仲良くなった2匹は、一緒に里親さんが見つかるのを待つことに。
白血病ウィルスのキャリアでも、発症するとはかぎりません。
ただ、発症してしまうと、治療はなかなかむつかしく、治療費もかかるため、里親探しは困難を極めます。
でも、RAIFの人たちは、希望を捨てませんでした。
2匹とも、人の温もりを知らずに育ったのに人間大好きっ子で、この上なく温厚で無邪気な性格なのですもの。きっと、この子たちと暮らしたいと願う人が現れると信じていました。
そして、今年5月10日、都内で開かれた里親会に、一緒のケージに入って出場。白血病陰性の先住猫のいる家は里親の対象外となるので、かなり狭き門となります。
そこへやってきたのが、ミチハルさんとトモヨさん。猫好きなふたりは結婚を前に、「ペット可」の住まいで暮らし始めたばかり。
こんな猫!というイメージがあったわけではないのですが、保護猫カフェなどに足を運んでも、ピンとくる子にめぐりあえずにいました。
たまたま、ミチハルさんが見た道ばた猫日記「ヘミングウェイ・キャット『このは』ちゃん」の記事の最後に、RAIFの里親会のお知らせがあったので、会場にやってきたのでした。
運命の出会いの瞬間を、トモヨさんは、こう語ります。
「その時、私は別の子を抱っこしてて、あっちでエドは別の人に抱っこされていたんです。ふとみると、エドがまん丸な目で私をじーっと見つめていて...。あっ、探していたのはこの子だ!と」
お互い、一目ぼれでした。エドを抱っこすると、エドは膝の上で安心しきって寝入ってしまいました。もう決まり!!
ミチハルさんも賛同したあとで、ケージに貼られた説明書きをよくよく見ると、「白血病(+)」の表記が。でも、それは、心変わりの要因になどならなかったのです。
RAIFの係の人はミチハルさんたちに、白血病キャリアである子を迎え入れる心構えを説明すると共に、「ふたりはセットなので、この子には、もれなくこちらの子もついてまいります」と、ユーモラスに、ケージの奥にいたアルくんを紹介。トモヨさんたちは、アルくんのこともすっかり気に入って、「仲良しの2匹を離れさせるのは可哀そう」と、2匹の里親になることを申し出たのでした。
2匹は、トライアルでやってきたとたん、さっそく「ぼくたちのおうち」の探検を始める馴染みっぷり。6月、めでたく正式譲渡となりました。
家族揃っての写真を撮らせてもらいました。エドくんもアルくんもちょっと照れています。
保護当時はタラちゃんイクラちゃんという名で呼ばれていた2匹。エドとアルの名は、絆のつよい兄弟が主人公の人気漫画からとったそうです。
きょうはちょっとはにかんでいるアルくんですが、じつはふたりの日常風景は、こんなふうなのです。
やってきて3か月ちょっとというのに、まるで生まれた時からこのうちにいるような感じではありませんか。
2匹でさんざんじゃれ合って、そのままもつれ合って寝てしまうというのが、毎日のパターンなんですって。
「白血病の発症の可能性などについては、Rのかたにとても丁寧に説明を受けましたし、自分でもよく調べ、すべて納得の上で迎えました。気をつけることは、そんなに格別のことはなく、普通の猫と変わりません。ふだんと違う様子だったら、早め早めに獣医さんに診せることくらいかな。Rのかたも何かにつけて相談に乗ってくださって強力にサポートしてくださるので、心強いです。もし発症したとしたら、その時はできる限りのことをするだけです」と、ミチハルさん。
「一緒に暮らしたいと思った子が、たまたま白血病キャリアだったということ。こんなに可愛い子たちはいません。やんちゃで天真爛漫で甘えん坊で、ほんとうに猫らしい猫。迎えてあげられてうれしい」と、トモヨさん。
おふたりの話からは、縁あったからには2匹をずっと「守り抜く」という気持ちがしっかりと伝わってきました。けっして悲観的ではなく、希望のほうを見つめて。
そうか、エドくんやアルくんのぷっくりマズルには、「愛されるシアワセ」がギュッと詰まっているんですね。
(転載はここまで)
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どの子も幸せになるために生まれてくるはず
でも…その子に関わる私達人間が幸せを諦めてしまったら
その子は幸せになれない
「エド君」と「アル君」に関わる人たちが諦めなかったから
2ニャンは幸せになりました ありがとうございます
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