はじめに・・・
福島の被災地で生きている"あの子達"。
もし、原発事故が無ければこんなにも苦しむことはなかった筈です。
もし、もっと早く保護出来ていれば・・・
犠牲になる命はもっと少なかった筈です。
「タラちゃん」と「イクラちゃん」は、キャリアにならくて済んだはずです。
原発事故さえなかったら、もっと早く保護してあげられていたら・・・
私などにはなんの力もありませんが、ずっとそのことを悔やんでいます。
どの子も幸せになるために生まれてくるはず。
どの子にも幸せになって欲しい。
そう願う多くの方達に支えられ「タラちゃん」と「イクラちゃん」が、幸せになれました。
「命のリレー」が、奇跡を起こしました。
仲良し同士で心優しい里親様とめぐり会え本当の家族となれました。
心より感謝申し上げます。
２０１５年６月１８日 ディア・ママより
「タラちゃん」は、こんな場所で必死に生きてきました。
人の手が入る事が無くなり草木が生い茂りまるでジャングルと化した場所です。
行くのも大変でしたが、そこに生きている子達がいることを知っていたので給餌に通いました。
そして
２０１４年３月２１日に、「タラちゃん」を保護しました。
(保護時の記事 http://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-11804558525.html )
「イクラちゃん」は、こんなに倒壊した民家で生きていました。
ここは、震災後から今まで未だ一度も捕獲器もかけられず、「いつか必ず保護するから待っていて」と心の中で詫びながら給餌していたポイントでした。
２０１５年２月８日のことです、
日向においてある水さえも凍ってしまうほど寒い日に、この給餌ポイントで茶白さんを目撃しました。
そして
「イクラちゃん」を無事保護することが出来ました。
(保護時の記事 http://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-11988196002.html )
保護後は、「シミズさん」がフォスターホーム( 保護っ子預かりボランティアさん ) になってくださいました。
「シミズさん」のお家に行った「タラちゃん」と「イクラちゃん」は、大切にケアしていただき白血病キャリアだけど驚くほど花丸印の健康優良児へと育ってくれました。
保護した日も場所も年齢も違うのに「タラちゃん」と「イクラちゃん」はまるで兄弟のように本当に仲が良く、これからの猫生もずっーと一緒にと願っていました。
そして５月１０日の「里親会」に、２ニャンは参加しました。
(里親会の記事 http://ameblo.jp/happycat-satuki/entry-12025479131.html )
「こんなにも仲良しなんだから離すなんて出来ない」
「里親会」そう言って下さる方と「タラちゃん」と「イクラちゃん」はめぐり会えました
そして、トライアルを経て、この度、正式譲渡となりました
その嬉しいご報告は、「タラちゃん」と「イクラちゃん」の育ての母「シミズさん」こと「サザエさん」の言葉でお伝えしたいと思います。
それでは、ど～ぞご覧ください
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おめでとう
昨日で タラちゃんイクラちゃんのトライアルが終了いたしました
夜になってイクラちゃんがご飯を食べに出て来た様子ですが………
もう寝るよ～
遊び疲れて寝ちゃってます
二人してネックレスを見つめてます
そして本当に私が大丈夫と思ったのがこの写真です
転載はここまで)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おっとりしていて性格が◎の「タラちゃん」と、まだまだ無邪気な坊や「イクラちゃん」。
奇跡的に保護でき巡り会えた２ニャン。
仲良し同士一緒に迎えていただけたから新しい環境にもすぐに慣れたと思います。
里親のU様の優しさに触れ安心したから「タラちゃん」と「イクラちゃん」はこんなに早くリラックスできたのだと思います。
そして、育ての親「シミズさん」にいっぱい愛を注いでもらえたから「タラちゃん」と「イクラちゃん」は、こんなにいい子に育ったのだと思います。
いつも応援ご支援してくださっている皆さまへ
「タラちゃん」と「イクラちゃん」は、皆さまが「美味しいご飯」を届けてくださったのでなんとか生きてこれました。
またご支援していただきましたご寄附で、十分な医療処置を受ける事ができました。
遠く離れていても、皆さまが常に被災地の"あの子達"に想いを寄せてくださったから、救われた命です。
「タラちゃん」と「イクラちゃん」が、幸せになれたのは皆さまのお陰です、ありがとうございました
フォスターホームになってくださった「シミズさん」へ
この度は、「タラちゃん」と「イクラちゃん」のーフォスターホームになってくださいまして、ありがとうございます。
「シミズさん」のお陰で「タラちゃん」と「イクラちゃん」は、心身ともに健やかに成長することが出来、終の棲家にたどり着けました。
被災地で頑張って生きている"あの子達"のために、これからも宜しくお願いいたします
里親になってくださいました「Uさま」へ
この度は、数多くいる猫さまの中から「タラちゃん」と「イクラちゃん」を見つけて下さり、ありがとうございます。
本当の家族として、「タラちゃん」と「イクラちゃん」を迎え入れていただきまして、感謝いたします。
「エド」と「アル」と、強い絆を思わせる素敵なお名前をありがとうございます
今まで無人の町で頑張って生きてきた「エド」と「アル」を、どうか末永く宜しくお願いいたします
「タラちゃん」改め 「エド君」へ
貴方と出逢ったあの時にすぐに保護してあげていたらとずっと後悔しています。
貴方が辛い思いをしたのは全て人間のせいです。
どんなに謝っても拭えない罪です。
でも、貴方を救ってくれたのも人間です。
信じられない程たくさんの人たちが貴方を想い守ってくれました。
だから・・・もう何も心配しないでいいからね。
育ての母「シミズさん」は、これからも貴方をずっと見守ってくれるから。
そして「Uさま」が貴方の本当のママになってくださったんだから。
「アル君」ともずっと一緒だから、安心してね。
貴方に出逢えて保護することが出来て良かった、ありがとう。
いっぱい幸せになってくださいね
「イクラちゃん」改め「アル君」 へ
あの時一瞬だけ姿を現してくれたから保護してあげられたけど、あの場所は本当に怖くて危険だったよね。
よく生きてこれたと思います。
「アル君」頑張ったね偉い子だよ。
優しい「シミズさん」と「エド君」と一緒に過ごせたからすぐに人との暮らしに馴染めてよかったよね。
育ての母「シミズさん」とはバイバイだけど、「シミズさん」は、これからも貴方をずっと見守ってくれるからね。
これからは「Uさま」が貴方の本当のママだよ。
「エド君」と「Uさま」に沢山甘えて楽しく元気に暮らしてね。
貴方に出逢えて保護することが出来て良かった、ありがとう。
いっぱい幸せになってくださいね
*福島・被災地での活動に関するご支援のお願い・里親様募集中の猫さん情報についてはコチラをご覧ください。
"あの子達"のために、
応援とご支援ご協力を、何卒宜しくお願い致します。
ランキングに参加しています
1日1回 「ポチッ!」 として頂けると、助かります。
