【読書会報告②】繊細さんにおススメしたい、宮下奈都さん♡ | やわらかで、安心なこころを育てよう♪ (生きづらい女性のカウンセリング)

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こころの内側からじっくりと、楽になっていく方法をお伝えしています。

こもれびの部屋

かわのみどりです。
今、生きるのが辛いあなたに読んでほしい私の自己紹介はこちら

 

 

さて、昨日の記事の続きです。

 

 


わたしが今回の読書会で

ご紹介した、

大好きな作家さんは、宮下奈都さん

 


宮下さんの、

香りや音、質感まで伝わってくるような

情感豊かでうつくしい文章と

 

普通の人の

日々の中での喜びや悲しみ

葛藤や苦悩…こころのひだを
丁寧に大切にことばにしてくださるところ

 

人へのあたたかいまなざしが好きです。

 

 

 

素敵な本がありすぎて、

かなり迷ったのですが、

今回は、参加者さんをイメージして

こちらの2冊と、その中で

胸に響いたことばなどを、ご紹介しました。

 

 

 

 

 『ふたつのしるし』

主人公は、学校の勉強や集団行動が苦手で学校になじめないハルと、勉強もできてきれいなのに、目立たないよう眼鏡をかけ、作り笑いでまわりにとけこもうとする遥名。遠い場所で生まれ育った不器用なふたりが傷つきながら成長し、やがて出会うまでの過程がやさしいまなざしで描かれた物語

 

 

 『羊と鋼の森』

山奥で生まれ育った男の子:外村は、自分には何もないと感じていたが、高2の時、体育館のピアノのする調律師と出会い、調律師をめざしていく。奥深い音の世界と、周りに支えられながら成長していく姿が丁寧に描かれている物語

 

 

 


今回、宮下さんを

紹介しようと思って、

 

宮下さんの小説や

つむぐことばは、どうして

こんなにも胸に響くんだろう…と

ぼんやり考えていたとき


宮下さんが

あるインタビューで

話されていたことばをみつけ、
あぁ、ここが一緒なんだなぁと感じました。
 

 

地道に普通に暮らしている人間に、さっと光が差す瞬間がものすごく好きで、実生活でもそういう経験が心に残っているので、小説でも書いていきたいですね。

人の心が動き、変わっていく瞬間は、いつでも誰にでも訪れるはずです。それこそが物語になりえると思っているので、その変化の瞬間を書き留めたい一心でいます。

宮下の小説は何も事件が起きないとよく言われます(笑)。確かに特別な出来事がない日常を舞台にしていますが、「実は起きている」といいたい気持ちもあります。内面の変化って、一番大きな事件ではないですか?」

 

 

 


そうそう
人の心の動き!

内面の変化!

人が日々何を感じ考えて、
どんな風に変化して
どんな風にその人らしく生きていくのか

 

そこが気になるし、

大切と感じる方には特に、
宮下さんの作品、おススメしたいです。

 

 

 

さてさて、

今回の読書会も、

 

本を真ん中に

いろんな想いを

聴かせてかせていただいて

わたしも語らせて頂いて、

じんわり幸せなひとときでした。

 

こころの話が好き。

人生の話が好き。

誰かと気持ちを分かち合いたい。

そんな方は、ぜひ、また

繊細さんの読書会でお会いしましょう♪

 




 

*おまけ*

 

宮下さんの小説が

心に響いた方は、

ぜひエッセイも読んでみてほしいです。

たとえば、こちらなど。

 

 

 

 『神様たちの遊ぶ庭』

宮下さんご家族が、北海道のトムラウシ(アイヌ語で、神々の遊ぶ庭の意味)に山村留学した1年間を描いた、日記風エッセイ。北海道の大自然や、そこでの暮らしを一緒に体験したような豊かな気分になります。

 

 『緑の庭で寝転んで』

ふるさと福井や、北海道の中でのびやかに成長する宮下家の3兄弟の姿をあたたかく描いた6年分のエッセイを中心に、自作の解説、短編など含む、もりだくさんの作品集。ファンにはたまらない一冊です♡

 

 

あぁ、本のこととなると、

話したいことがあふれて、
収集がつかなくなります…(笑)

 


まだまだ、

ご紹介したい本もあるのですが、

今日はこのへんで^^


 

 

 

 

 

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