こころセラピースクール
Natural*かわのみどりです。
思春期のこども達の
悩みを手紙で受け付ける
「ティーンズポスト」の代表
八巻香織さんの著書を
読みました。
手紙でしか言えなかった―レターカウンセリングの子どもたち
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こども達の
1つ1つの手紙は
まっすぐで、鋭くて
切なくて
時に
胸がきゅーっと
それでも、多くの子どもが
レターカウンセラーと関わり
自分の想いを
文字にする中で
自分自身を見つめ、
成長していく姿に
励まされる思いでした。
・・・
さて、八巻さんは、
こどもたちを取り巻く環境に
ついて様々な
指摘をされていますが
「レターカウンセラー」の養成に
ついて書かれた部分には
こんな内容がありました。
とても共感したので
ご紹介します。
「私」自信は、怒りや悲しみをあるがままに受け入れてきただろうか。ぐっと飲み込んだまま表現していない気持ちはないだろうか。こども時代からさかのぼって再点検していくのだ。
傷ついたままの自分をほったらかしにしておくと、目の前の人を支配したくなるだろう。<私だってあんなに辛かったのだから、あなたも強くありなさい>と指示するかもしれない。<私は救われなかったけど、代わりにあなたのことを救ってあげよう>と「人を世話する麻薬」におぼれ、相手も自分も滅ぼしてしまうかもしれない。
(中略)自分が自分として真剣に生き残ることを考えた時に、他者への共感の質は高まる。共感とはテクニックではなく、自分に向き合い、自分を深く理解していく過程で得ていくものなのだと思う。 (P110~)
子どもの
こころを知りたい
考えたい方は勿論、
誰かの力になりたい。
心に関わる仕事をしたい。
そんな方にも
お勧めの一冊です。
・・・
ちなみに、
遠方の方、お話するより
書く方が得意という方に向けて
メールカウンセリングも
しています。
こちらも、
よかったら
ご利用くださいね。
↓
個人セッションについて
では、今日も
あなたにとって
素敵な1日でありますように