こころセラピースクール
Natural*かわのみどりです。
『ありのままの自分を認める』
『今の自分を大切にする』
なんて、よく聞くけれど、
そんなことをしたら、
自分を甘やかして、
成長できないのでは?
と不安を感じるんです・・。
そんな風に
教えて下さった方がいました。
そうですよね。
私も以前そんな風に感じた
ことがあります。
でも、今は、
ありのままの自分を
認めることこそ、
自分を無理なく成長させるカギ
とさえ思っています。
今日はその辺りを、
じっくり書いてみますね。
なぜ、
「ありのままの自分」を
大切にした方がよいのか?
自分にあるものを否定して
世間や周りに合わせた
「理想の私」になろうとすると
多くの場合、生きるのが
とても苦しくなるからです。
具体的には
どんな感じかというと・・
私がよく
こころ講座でお話
する例をご紹介しますね。
***
例えば、
はさみと、のりが
はさみは紙を
きれいに切ることができます。
のりは、紙を紙を
くっつけることができます。
はさみは
のりを見て思います。
「紙どおしをくっつけられるって
何て、クリエイティブなんだろう。
僕も、のりみたいにならなきゃ!」と。
そこで、細く硬い
体をすりつけて、何とか
紙をくっつけようと努力しました。
でも、どうしても上手くいかず、
「なんでこんなことが
できないんだろう・・」と
一方のりの方は
紙をすいすい切れるハサミを
見てこう思いました。
「ハサミって、
なんてかっこいいんだろ。
私ももっと強くなって
ものがきれるようにならないと」
そして、やわらかい体を
一生懸命硬くして
紙を切ろうとしました。
でも上手く、できず
体も心もボロボロになりました。
***
・・自分らしさを認めないまま
頑張り、努力するって
これに近いことだと思うのです。
実際に、
カウンセリングの中でも
丁寧さや誠実さが魅力な方なのに
「何をしてもとろくて、容量が悪い」
と自信をなくしていたり
そこにいるだけで
ぱぁっと場が和むような
癒しの雰囲気の方なのに
「私は、なんてつまらないんだろう」
と悩んでいたり
頭の回転が良く
発想がとびきり豊かなのに
「1つのことに集中できない」と
自分を強く否定し責めていたり・・
自分の欠点や
できないところだけをみて
苦しくなっている方
多くいらっしゃいます。
なぜそんな風になるか?
1つは人は
自分のことを客観的に
見ることが難しい
ということがあるのでしょう。
努力しなくても
普通にできてしまうことより
できないことに魅力を感じ、
価値のあるものの
ように感じてしまう。
また、できないことが
あれば、できるように
ならなければ、と思ってしまう。
その原因は
どちらかというと
オールマイティに物事がこなせ、
その場、その場でテキパキ
動けることを良しとしがちな
教育や周りの雰囲気のせいも
あるのかもしれません。
親や身近な方の
「こうでなくてはいけない」
「こうあるべき!」という
価値観に強く
努力したり、
周りに合わせることが
できるのも
素敵なことです。
けれども
そこばかりをしすぎて
せっかくのその人
にしかない魅力や力を
発揮できないのは
もったいないぁと感じるのです。
***
では、自分の魅力を
発揮するにはどうしたらいいか?
そもそも、自分の魅力や
良さって何なんだろう?
疑問に感じる
方もいると思います。
長くなったので、
続きは、
また明日書きますね。
↓
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今日もあなたにとって
心がよろこぶ1日でありますように