長女気質で慎重派(だと思っている）私。
やりたいことは多いのですが、怖かったり、不安になったりして、二の足を踏んでいることも多いです。
こんにちは！長安知子です。
やりたい方向に走りだしてはみるものの…
ちょっとしんどくなったり、難しそうだなって感じたら
「やっぱり無理かも。」
「やっぱり難しすぎるかも。」
急に不安が押し寄せてくるってことはありませんか？
そうなると、頭の中は出来ない理由ばかり探して。
やりたいと思う心の中の気持ちとせめぎ合って。
結局同じところをぐるぐると堂々めぐりしてしまっている。
よくある私のパターンです。
「難しそう」とか「怖い」と思うのは自分の身を守るための本能だから、良いことだと思います。
「怖い」から安全だと思うところにとどまるか。
「怖い」けど進んでみるか。
どっちを選んでもいいことなんですよね。
その上で、あえて、その「怖い」「難しそう」と思う方向に進む経験をした方のお話を聞いてきました。
アマゾン河やアラスカなどをカヤックで冒険してきた原康司さん。
山口県・瀬戸内海に浮かぶ島を中心に活動するダイドック冒険学校を主宰されています。
豊かな自然の中で、「好きなことをしていいよ。」と言われて過ごす時間。
子どもたちは「自分が何をしたいのか？」と、ワクワクしながら自分に向き合っているように感じます。
本来備わっている、自分自身の感覚。
現代の生活の中ではそれを、意図せずに、そぎ落してしまっているのかもしれません。
自分の感覚を信じて生きる。
自然との共存をしながら生きる。
そんな大切な生き方を子どもたちに伝えながら、ご自身も様々なことにチャレンジしている康司さん。
そのうちの一つが、「３万年前の航海 徹底再現プロジェクト」。
この夏にニュースでよく取り上げられていたので、ご存知の方もいるかもしれません。
３年間かけて進められてきたプロジェクト。
それは予想以上に過酷なものだったそうです。
３万年前の状態に極力近づけての旅。
便利なものが何もない状態で、人間としての感覚がどんどん研ぎ澄まされていったそうです。
「人間が本来持っている能力の素晴らしさを感じました。
そして、この能力は誰でも持っているものです。」
そう康司さんはおっしゃっていました。
３万年前の人々が、なぜ危険な海を渡って日本にやってきたのか。
その本当のところは、だれもわからないけれど。
人間はいつでも、幸せを感じたいと願っているからかもしれません。
「もしかしたら、死ぬかもしれない。
辿り着くことをあきらめたら、そこで終わりだ。」
そんな極限の状態を経て、辿り着いた与那国島。
「浜に一歩踏み入れた瞬間、感じた幸福感。
それは、今まで感じたことのないほど大きな幸せでした。」
映像を交えながら、どれだけ過酷だったかを聞いたあとの彼の言葉だったから。
「幸福感」とおっしゃったときの表情が何とも言えない晴れやかで、本当に幸せそうな笑顔だったから。
本当に大きくて温かくて心の底から幸せを感じられたんだなって伝わってきました。
「ものすごい困難なことを乗り越えたからこそ、感じられる幸福感。
これを一度体験しちゃうと、またチャレンジしたいって思いますね。
難しそうとか、怖いとか思う気持ちの先に、あの何とも言えない幸せな感覚が待っているんですから。」
そんな素敵な生き方のモデルになるような大人が身近にいるって幸せですね＾＾。
「困難を避けようとしたら幸せを感じにくいんだなって思いました。」
お話を聞いて、最後に主催者の方が述べた感想も印象的でした。
原康司さんが、このプロジェクトでいったいどんな体験をしてきたのか。
その記録をNHKで見ることができますよ。
受信できる方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね＾＾
１０月２９日(火) 17：00～ NHK BS4ｋ
１１月４日(月）22：00～ NHK BS1
で放送されます。
お子さんの心にも、ママの心にも残る、ステキな出逢いがありますように♡
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