おはようございます.。長安知子です。
突然ですが、学校で、救急救命講習会が開かれたら、参加しますか?
心肺蘇生法とAEDって誰に対して使うイメージですか?
道端で、誰か倒れた人を見みかけた時、息をしていなかったら、使う。
そんなイメージでした。
どこか他人事。
知らない人に使うイメージだから。
PTA役員じゃなかったら、私も参加しなかったかも。
1度AED講習会に参加して、なんだか難しかったイメージもあります。
けれど、その考えは間違っていました。
AEDは貼り付けるだけで、心電図を取ってくれます。
そのため救急車が到着するまでのデーターが記録されるそうです。
実際に電気ショックを与えないといけない状況は300件に1件程度。
それも、機械がデータから判断してくれるので、ただ貼ればいいだけ。
人工呼吸も、胸を押すのが、難しいと思っていました。
不思議なことに、2回目以降の人はみんな上手。
私も難なくできました。
1回目は苦労するけど、それでめげずに次の年も参加したら、どんどんうまくなる。
そして、それは他でもない
いざというとき子どもを助けるため。
成人は心臓に異常があって心肺停止になることが多いそうです。
でも、子どもの心臓はまだきれい。
心臓の異常ではなく、息ができなくなって、止まってしまうそうです。
人工呼吸をすぐにしてあげることで、助かる確率は90%以上。
「子どもはほぼ助かる!と思ってください。
何もしなかったら、0%なんです。
下手でも大丈夫です。
心臓さえ動けば他に支障があっても何とかできます!」
想いがこもった言葉でした。
土砂災害レスキューから帰ったその足で会場に来てくださった救急隊員の方。
いろんなことを感じてこられたのだと思います。
上手下手は関係ない。
やるか、やらないかです。
やったら、助かるんです。
やらなかったら助からないんです。
他人を助けるために覚えてと言っているんじゃないんです。
自分の家族を助けてください。
目の前の子どもを助けてください。
自分の子どもに何かおこったら、パニックになってできないかもしれない。
そんな友達を見るかもしれません。
そんなときに、友達のお子さんを助けてあげてください。
今いる、となりの人の子どもを助けてあげて。
それで充分です。
私も、しっかりと覚えておきます。
長安知子より。