どうもJohnnyです。

暑い日が続く毎日ですが、我が家は先日エアコンを新しく買い替えました。

一言で言うと、非常に快適です。笑

昨今の家電、そしてコンビニスイーツの進化には驚かされるばかりですね。

コンビニスイーツで言えばファミリーマートのシュークリームがおすすめです!

スイーツの枠を越えればセブンイレブンのメロンp...。

失礼。そんな話がしたいわけじゃなくて。笑



↑のリンクにもある通り、一月ほど前ですかね。

東サラの2022産の1歳馬募集にて出資が決まった馬の紹介記事を投稿させてもらいましたが、そちらで出資馬に対しての評価等を執筆中と書きました。

その記事を投稿しようという訳ですが、出資が決まってから約1ヶ月近くは経つので今更感はありますが、自分としては1ヶ月前も今もこの馬に対する感情はいい意味で変わってないのでね。

早速書いていこうと思います。では長くなりますが、お付き合いどうぞよろしくお願いします。


ラストグルーヴの22

父 レイデオロ

母 ラストグルーヴ

母父 ディープインパクト
牝 栗東・新規開業予定厩舎


・出資申込み理由


そうですね。この馬に出資申し込みを決めた1番の決め手は馬体、そして歩様動画でしょうか。

素人の感覚的なものですから信憑性は皆無ですが、馬体のバランス歩様が抜群に良く見えました。

もちろん今、感覚的なものと書いた通りでなかなか言語化するのは難しいですが、

ラストグルーヴの産駒はこれまでに東サラで何頭か募集されていた訳ですので、その募集当時のカタログを片っ端から見返して過去のラストグルーヴ産駒とこのラストグルーヴの22を比較した際に、

この馬は半姉や半兄と比べると、兄姉達とはちょっとタイプの違った馬で父レイデオロが良く出ているなという印象を受けました。

(まぁレイデオロ産駒ですからそれはそう。という話ではあるのですが。笑)

レイデオロっぽさを感じるバランスの良い馬体に、グイグイと自ら進んで行く前進気勢全開の歩様

素人目ですけどよく見えたんですよね。

他にも候補はいましたが、この馬がレイデオロ産駒だったこともあって、仮にこの馬に出資申し込みをせずに、もしこの馬が将来凄い馬になった時に必ず後悔すると思い、出資申し込みをしましたね。

結果的に無事当選したからこそ、こうして美談のように書けているのはありますが、まぁ今回は運が良かったと思っておきましょう。笑


・この馬の馬体や血統における特徴について


さて、この馬の馬体面ですが、

カタログで目にした立ち姿がレイデオロっぽいという事は先述した通りですが、この馬の姿はクラブの当歳馬情報で当歳の頃から目にしていましたが、1番強かった印象としては他の仔馬達と比べてトモが大きいという点。

↑2022年5月


↑2022年11月


↑2023年2月


↑募集時


ちょうど当歳時から募集時までの馬体の写真を並べてみましたが、素人目にもトモはしっかりしているように映りましたし、当歳から募集時にかけてバランスが崩れる事なく良い成長曲線を描いてくれたと思っています。

といったように正直、馬体面では極端な故障リスクなど大きな懸念材料はないと見ているのですが、

太鼓持ちになってもいけないですし、敢えて何か気になる点を言及するのであれば馬体重が小さいという点。

一口馬主の趣味をしている中で出資馬選びという作業の中で、募集馬の馬体重を見た時に極端に小さいというのは歓迎材料ではありませんし、その例に倣って言えば、この馬の募集時の馬体重の409キロというのは数字だけを見ると正直なところプラス材料ではないという見方も充分できます。

まぁこれはまた後程、適性の方で書きますが、私としてはこの馬は中長距離で本領発揮と見ているので、馬体重が大き過ぎないという面は長い距離を走るという点では却ってプラスと捉えていますし、半姉のレッドルレーヴも募集時は418キロ、デビュー時は436キロと決して大きな馬ではなかったですからね。

血統的なものもあると見ればそこまで懸念材料ではないのかなと思っています。


馬体面に関してざっくりと触れましたが、次は血統面について。

この馬の血統的魅力は、何と言っても5代血統表にキングカメハメハ、シンボリクリスエス、ディープインパクト、サンデーサイレンス、エアグルーヴ、トニービンと日本近代競馬の歴史を彩る名馬、そして名種牡馬がズラリと並ぶ血統

この字面だけを見ても競馬ファンであれば誰もが分かるような超良血馬ですし、競馬はブラッドスポーツとも言われるようにこの血統背景はこの馬が持つ最大の魅力とも言えるでしょう。


また父レイデオロ×母ラストグルーヴという組み合わせに関しても、

【Kingmambo系種牡馬×ラストグルーヴ】の相性の良さは半兄ランフォザローゼス、半姉レッドルレーヴ、半兄レッドモンレーヴが証明していますし、

父レイデオロの種牡馬としての1番の強みとも言える、レイデオロ自身がサンデーサイレンスの血を持たないからこそサンデーサイレンスの血を持つ質の良い繁殖牝馬との配合が可能という点を存分に生かした配合には素直に好感が持てます。


そして父レイデオロ×母父ディープインパクトという血統面から強調しておきたいのはやはり

『ウインドインハーヘアの4×3のクロス』

を持つという点。

種牡馬レイデオロの特徴として先述したサンデーサイレンスの血を持たないという点に加えて、

ディープインパクト産駒の牝馬との配合ではこのウインドインハーヘアの4×3のクロスが発生するという点があります。

このクロスはウインドインハーヘアの現役時代の競走成績から長距離適性やスタミナを高めると推測されますが、正直このクロスそのものに関してはサンプル数が少なく未知な面も多く是非を問うことすらナンセンスではありますが、

このウインドインハーヘアの4×3のクロスが発生するのを利点に種牡馬レイデオロはディープインパクト産駒の優秀な繁殖牝馬を数多く集める事が可能となります。


ディープインパクトがフィリーサイアーとも言われていたように今の日本競馬界には優秀なディープインパクト産駒の繁殖牝馬が沢山いますし、もちろん繁殖牝馬ラストグルーヴも血統、そして繁殖実績共にその優秀な繁殖牝馬の1頭と言えるはず。

数年後には【父レイデオロ×母父ディープインパクト】というのがニックス、言わば黄金血統になっている可能性は充分考えられますし、ラストグルーヴの22にこの血統構成の先駆者となってもらいたいですね。


・予想する適性(芝ダート、距離など)


さて、予想する適性云々ですが、大まかにエアグルーヴ牝系という字面だけで見ても、まずは芝中長距離をイメージして良いと思います。

半兄レッドモンレーヴ(父ロードカナロア)の競走成績と比べると父がレイデオロに変わった点、そして先述したようにウインドインハーヘアの4×3のクロスによって距離適性が長めにシフトするであろう点からも大まかなイメージとしてはやはり芝中長距離と言ったところでしょうか。


またこの馬はエアグルーヴ牝系の出身ですが、やはりこの牝系で付き纏うのは気性面の難しさ

この馬自身も歩様動画にて前進気勢の強い面や耳や尻尾を何度か動かしている面を見せていますし、兄姉を見てもやはり気性面の不安は多少なり抱えているものと見ています。

距離適性は中長距離になるであろうと書いたばかりですが、この前進気勢の強さからマイルの距離を主戦場とする可能性は十分にあり得るでしょうし、逆を言えばマイルの距離でも充分走れる可能性すらあると言って良いでしょう。


大まかな適性予想と気性面の不安について早足で書いてみましたが、それも踏まえた中で、あくまで妄想と言いますか、理想の中での会話ですかね。

この馬が無事デビューをし、牝馬クラシック戦線に乗れるという事になった時にこの馬と見てみたい景色はやはりオークスの舞台。

牝馬クラシック戦線はマイルの距離を舞台とするレースが多く、初めは取りこぼしや勝ちあぐねることもあるとは思いますが、この馬が本領発揮するであろう舞台でどんな走りをするか。楽しみにしています。

まぁまずはしっかりと勝ち上がる事が重要なんですけどね。笑

自分としては5月に重賞制覇を果たした半兄と肩を並べるくらいの馬にはなってもらいたいと思っています。


・総括


そういえばですが、私がこの馬に無事当選できたのは普段の行いが良いから。ではなく、、、笑

この馬が母馬優先対象外だった。というのは少なからずあると思っています。

逆を言えば一口馬主の趣味において母馬優先の権利って物凄く重要だとも思っているのです。

そこでラストグルーヴの22。

この馬が競走馬としての仕事を終え、繁殖牝馬となった際に母馬優先が見込めるというのも私としては出資申し込み理由のうちの一つです。

この馬の子がクラブで募集される保証はないとは言え、エアグルーヴ牝系の繁殖牝馬の産駒の母馬優先の権利を持てるというのは今後もこの趣味を長く続ける上では重要なカードになるはずですし、この馬に出資ができたという事が長い目で見て自分にとって大きな意味を持つものであって欲しいなと思います。


長くなって来たので最後に一つだけ触れておきたい事があります。

東サラでの2021年産の私の出資馬に、この馬と同じレイデオロ産駒でレッドマーシャルという馬がいます。

一口馬主生活における初の出資馬でもあったレッドアルマーダの半弟ということでとても期待をしていた一頭です。

ただ5月。残念な事に、調教中のアクシデントにより安楽死となってしまいました。

個人的にはかなり楽しみな1頭でしたし、凄く期待していたからこそ、マーシャルと同じレイデオロ産駒のラストグルーヴの22でマーシャルの分も思い出が作れたら良いなと思っています。


では、超良血才女とどんな夢が見れるのか。

楽しみにしておきます!!


※当記事で使用している画像は東京サラブレッドクラブより転載許可を頂いて使用しております。