主人公の小さな女の子 モモ。
”モモはみんなにとって、
なくてはならない存在……
モモのところには、入れかわりたちかわり、
みんながたずねてきました。
みんなはなにかことがあると、
「モモのところに行ってごらん! 」
と言うのです。
モモはものすごく頭がよくて、
なにを相談されても、
いい考えを教えてあげられたからでもない。
なぐさめてほしい人に、
心にしみる言葉を言ってあげられるからでもない。
なにについても、
賢明でただしい判断を下せたからでもない。
人の心をほがらかにするようなところがあったのでもない。
小さなモモにできたこと、
それはあいての話を聞くこと。
話を聞くなんて誰だってできるじゃないかって。
でもそれは間違いです。
ほんとうに聞くことのできる人は
めったにいないものです。
そしてこのてんでモモは、
それこそほかにはれいのない
すばらしい才能をもっていたのです。
モモに話を聞いてもらっていると、
ばかな人にもきゅうにまともな考えがうかんできます。
どうしてよいかわからずに思いまよっていた人は
きゅうにじぶんの意志がはっきりしてきます。
ひっこみじあんの人には、
きゅうに目の前がひらける勇気が出てきます。
不幸な人、なやみのある人には、
希望とあかるさがわいてきます。
ゆるすはゆるすでも
許可するの許すでもなく、
罪をゆるすでもないのです。
相手の話を聴き、相手の思いを聴く。
ただ寄り添い、サポートすることがあっても
最終的な決断は相手にゆだねる。
そんな、自分自身で決めることを
ゆるすような意味なのかな?
と思います。
許せない相手がいても
その人の話を聴いて、ゆるすこともあります。
相手をゆるしているように見えるけれど
それは、ちょっと違う。
相手をゆるすことによって
あなた自身が楽になって
ゆるされているのです
結局は、相手を幸せにするためにしている
聴くという行為によって
あなた自身がゆるされているのです。
聴くという行動がGIVEであり
ゆるされるという結果・TAKEを得るのです
その繰り返しによって、
あなたはもっともっと幸せになり、
多幸感を得ることができるようになるのです
1円もかからずにできることです。
お試しくださいね
それでは