知床観光船カズワンの悲惨な事故で、無線の不備が指摘され、携帯電波の回線が圏外だったので電波塔を建てる事業が進んでいるなか、そこで必要な太陽光発電に使うパネルの設置で、今、もめている。
ひとつ整理して考えてみる。
あの事故とも事件ともいえる過去は、無線や船舶の不備もあるが、無謀な金儲け主義のために起きたもの。
それを許したのは、国土交通省のお座成りな点検業務である。
だから、世界遺産である自然を破壊してまでも携帯電話を普及するというのは本末転倒。
更に、あの地域には多くのヒグマが生息する地域。
人間が、又してもヒグマの塒を破壊し、民家周辺に移動する恐れもある。
工事中の熊の被害も考えられる。
後先を考えずに計画、行動するのは、今の政府の得意技ではあるが、これは、あまりにも無謀で危険な計画だ。
更に言えば、利権の臭いもプンプンしてくる。
時には、スマホの電源を切って、世界遺産の自然を満喫するのも良いではないか。
如風でした。