昨日は、プロ野球界の”花いちもんめ”ドラフト会議が行われ、69名の若者が、プロ野球選手に為った。
341分の69人。
自分の好きなチームには行けない”人買い”的な制度ではあるが、優秀な選手が1チームに集中しないようにしたもので、確かにドラフト導入後はすべてのチームにチャンスが出てきた。
懸命に選手を育て、何年か後には結局、金のあるチームに引き抜かれることも有るが。
しかし、この様な事は、何もプロ野球の世界の話だけではない。
一般の希望する企業に入社しても、自分の好きな職種に就くとは限らない。
問題は、その上司の眼。
部下に新しく就いた人を、如何に育てるか。
適性を見極め、その潜在能力を引き出し、長所を引き延ばす。
そして、部下は、その心に応じて懸命に努力する。
その後の人生を左右する経験になっていく。
そう言う事を考えれば、ドラフトも同じ。
今回のドラフトでプロ野球選手と為った69名。
そして、指名の無かった272名の若者たち。
それぞれの、これからの人生に幸あれ!
如風でした。