コロナ破綻。
俺には縁の無い物と遠目で見ていましたが。
先日、暫く連絡して居なかった方に久しぶりのメールを送りました。
旭川市内で商売をしていたのですが、店を閉めていました。
北海道知事の一方的な緊急事態宣言での自粛を、まともに食らったようです。
財産を食いつぶしてしまった挙句の、廃業。
彼には家族も居ます。
給付金は間に合わず、多額の借金を残していました。
俺が商売をやって居た時には、何度も店に顔を出してくれた恩人。
そして、昨日、会いました。
昼から会い、夕方過ぎまで呑んでこれからの事を話しあいました。
一番、悲惨な自殺だけは避けて戴きたい。
その一心で、話しました。
一歩、間違っていれば、これは俺の姿だったかもしれない。
他人事では、有りませんでした。
俺には、丁度、国からの10万円が有ったので、黙って其れを渡し帰って来ました。
生活費に貸した金は、戻って来ない。
そう、良いんです。
別に。