発達障害を持つ子の親子専門カウンセラー


臨床理心理士 公認心理師 愛です。

 

 


30年、2万人以上の臨床実績!

発達障害と診断されたお子さん、
幼稚園・小学校になじめないお子さんの中には

ギフテッド(才能)と呼ばれる
卓越した能力を持っている方もいらっしゃいます。

その子らしさを引き出し唯一無二の存在として
幸せに生きるお手伝いをしていきます。

 

 

 

夏休みも終わり、運動会に向けて練習が始まる時期ですよね。

 

園の通常の生活とは違った、練習中心の園生活になると、

 

あるお子さんにとっては疲れやすくなったり、

 

心身の調子が崩れることもあります。

 

・普段と違って、帰宅後ぐったりしている

・食事の量が変わった

・イライラしている

・きょうだいケンカが増えた

・ちょっとしたことで泣き出す

・普段はもっと優しい子なのに最近言葉にとげがある

・ちょっとしたことで怒り出す

・なかなか登園の準備をしようとしない

 

 

こうしたちょっとしたお子さんの様子の変化を感じることがありませんか?

 

 

 

うちの子いったいどうしたのかな?

何か変だなぁ。

 

こどものイライラした言動につられて

こちらもついついイラついて叱ってしまったり。

 

どうしたのか?聞いても

的を得た返事が返ってこないし。

 

どう対応したらいいか分からなくて困惑したり、

こういう思いをかかえて不安になることありませんか?

 

 

 

本日のテーマは、

 

この時期、園から疲れて帰ってくる我が子、

 

いつもと違う姿を見せる我が子を、

 

労わる接し方についてお伝えします。

 

 

 

この時期、なぜ疲れて帰ってくる原因をさぐりつつ

 

家庭でどう接すればいいのかのヒントにしていただけたら幸いです。

 

 

 

運動会の時期は、

 

園では通常の保育内容とは異なるスケジュールで生活することが多いです。

 

そのため、それがお子さんにとっては大きな環境の変化となりがちです。

 

あるお子さんにとっては、大好きな遊びの時間が減ったと感じたり

 

練習の時間の張りつめた空気がつらく感じられたり、

 

自由時間が減って、楽しい空間ではなくなったように感じることもあります。

 

その結果、お子さんが

 

家で疲れているように見えたり、

 

普段と違った

 

態度の変化を感じられることもあります。

 

 

 

こういう時に家で出来る対応としては、

 

もし自分の気持ちを言葉にできるお子さんの場合は

 

最近の園生活の様子を尋ねて見られるのも良いです。

 

楽しめていることは何か。逆に大変に思う事は何か。

 

日々の園生活の中で何を感じたり、何に困っているのか

 

丁寧に聴いてあげることをお勧めします。

 

 

 

その上で、園生活で我慢しているようであれば

 

家での生活は、

 

普段よりもゆったりくつろげるように工夫されると良いです。

 

例えば、好きなことをする時間を増やす。

 

一緒にお子さんと遊ぶ時間を増やしてみる。

 

 

 

 

 

上記のような対応をしてみても変化が見えづらいとき

 

たとえば朝から食欲ない、食べても吐いてしまう。

 

顔色が悪い、元気がなくなっていく、

 

夜寝つきが悪い、夜うなされてる、

 

そのほか気になる様子が見られるときには

 

専門家にご相談に行かれることをお勧めします。

 

 

発達凸凹っ子さんの就学準備伴走3か月サポート

では、上記のようなお悩みにも対応させていただきます。

 

お母さんから

お子さんの様子や家庭でのかかわり方など、詳しくお話を伺いながら

発達の状態や得意不得意をおさえつつ

今のお子さんの学習準備に一番良いと思われる方法を提案していきます。

 

 

サービスの詳細は、

下記をご覧くださいね。

 

 


 

 

 

発達障害を持つ子の親子専門カウンセラー


臨床理心理士 公認心理師 愛です。

 

 


30年、2万人以上の臨床実績!

発達障害と診断されたお子さん、
幼稚園・小学校になじめないお子さんの中には

ギフテッド(才能)と呼ばれる
卓越した能力を持っている方もいらっしゃいます。

その子らしさを引き出し唯一無二の存在として
幸せに生きるお手伝いをしていきます。

前々回から園の先生から

お友達とのトラブルの多さを指摘されたときの

 

考えられる原因と代表的な事例を挙げながら、
おかあさんのとれそうな対処行動をお伝えしています。

 

前回の記事はこちらです。

 

今回は、また違う架空事例を通して、

考えられる原因とその対処行動をご提案させていただきます。

 

考えられる原因 その3 
言われてること(状況・指示内容)は理解しているが、やり方がよくわからない・上手くできない。
 

 

架空事例3 Cくんのママさんからのご相談。

 

愛:こんにちは。今日はどのようなご相談でいらっしゃいましたか?

 

お母さん:園の制作課題の時間になると、

いつも友達の邪魔をしてしまうと先生に言われました。


身体を動かすのが大好きで、活発な子だと褒められるのですが

制作の時間だけはトラブルが起きるみたいです。

 

愛:普段は、身体を動かすのは大好きなお子さんなのですね。

たとえば、どんなものを作ってるときに、どんな風にトラブルになるのでしょう?

 

お母さん:先生が仰るには、はさみを使ったり

折り紙で細かいものを折る時間になると、だんだん飽きてきて

お喋りを始めたり、周りの子にちょっかいを出すみたいです。

 

家では、ティッシュの空き箱や段ボール箱などを使って、

ときには、小一時間かけて、ガムテープを使って、

動物や乗り物を作ったよ、と得意げ見せてくれるんですよ…。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

Cくんのママさんは、家で作品作りを楽しむ我が子の姿と

園でのトラブルの様子との違いに戸惑われているようでした。

 

なにより、家での姿を思い出すと、園で

作品作っているのお友達の邪魔をするのは

 

お喋りを始めるのはどうして?と

ママさんが思われるのも無理ありません。

 

 

この場合、先生の一斉指示は、Cくんには伝わっており、

課題に途中までは、取り組めているようです。

 

もしかすると、手先の細かな作業を要する場合に

 

はさみで自分の思ったように切ることが出来なくて

つまらなくなってしまった、

 

思うように手指が動かなくて、

折り紙を、細部までは折れなくて

 

嫌になった、やる気を無くした、

なども、考えられます。

 

 

こういうとき、先生にCくんの困り感をみとってもらいながら

必要な場合は、さりげなくお手伝いをお願いするのも一案です。

 

 

例えば、お願いの仕方として

 

「Cは、身体全体を動かすのは好きなのですが

手指先をこまかく使った作業は、まだ苦手です。」

 

「家では、箸で食事をさせててもこぼすことが多く

お腹が空いていると、フォークやスプーンで食べたがります」

 

「はさみで、簡単な形を切り抜く遊びは好きです。

線の通りに切れないときは、ママ手伝って!!と持ってきます」

 

「折り紙は好きですが、手指先をどう使ったら折れるのかが

わからなくて、くやしくて、丸めて終わり!にしちゃいます」

 

など、先生に日頃の自宅での

Cくんの様子をお伝えになったり

 

 

「家では、手先を使うような好きなおもちゃをいくつか

おもちゃ箱に入れて、自然に遊ぶようにしむけています。」

 

「手指先を使うようなお手伝いを、Cときょうだいが

一緒にやれるように、私も手伝いながらやらせてます」

 

「大きなボタンがついた大好きなキャラクターのパジャマを買って

楽しみながら毎日練習できるように工夫しています」

 

「Cのやりたい気持ちを尊重しつつ、聞いて嫌がらない限りは

一緒に手伝いながら、最後まで完成させハイタッチしてます!」

 

など、お母さんが普段から工夫されていることがあれば

お伝えになると良いでしょう。

 

その上で、

「まだCは、細かな手先の作業をするのは苦手で

長続きしません」

 

「うまくやりたい気持ちは強くて、、、でも上手に

出来ていないと、途中であきらめてしまいます」

 

 

「困っているようにみえたとき、Cに手伝いが必要か

そっと聞いてもらえたら助かります」

 

「作業工程を少し減らしてもらったり、お手伝いしてもらえると

飽きずに集中していられるかもしれません」

 

など、Cくんのプライドを傷つけない程度に

集中や取り組みが長続きするように

 

さりげない配慮(援助)をお願いしてみられるのは

いかがでしょうか?

 

 

 

先生に、あらかじめ苦手な分野を伝えておくことで、

Cくんの行動の裏にある、困り感の理解がすすめば、

 

本来、苦手としてる園の制作活動の時間に、

お喋りして注意されたり、お友達の邪魔することなく、

 

課題に楽しんで最後まで取り組み、みんなと一緒に

より自発的に活動することができますね。

 

 

園でのトラブルは、

どうしてもお母さんの手の届かない範囲のことです。

 

お母さんが一人で何とかしようとするのではなく、

先生と相談しながら、お力添えを頂きながら、

 

園の活動全体を楽しめるように、

お手伝いしてもらうのが良いでしょう。

 

 

7月15⽇から募集開始している発達凸凹っ子さんの就学準備伴走3か月サポートでは、

お子さんのケースに合わせてお子さんのトラブルの悩みに対処する方法

就学に関するご相談にのることができます。

 

 

公的機関の相談と違うところは、数か月に一度とかの相談ではなく、

月数回のZOOMやラインでの相談を通して

きめ細やかにサポートさせていただける点です。

 

 

悩みがある時にすぐラインで相談できる体制を整えていますので、

発達凸凹があるお子さんのお母さんの日々の悩みにも対応可能です。

 

 

サービスの詳細は、

下記をご覧くださいね。

 

 


 

 

 

発達障害を持つ子の親子専門カウンセラー


臨床理心理士 公認心理師 愛です。

 

 


30年、2万人以上の臨床実績!

発達障害と診断されたお子さん、
幼稚園・小学校になじめないお子さんの中には

ギフテッド(才能)と呼ばれる
卓越した能力を持っている方もいらっしゃいます。

その子らしさを引き出し唯一無二の存在として
幸せに生きるお手伝いをしていきます。

前回から園の先生から

お友達とのトラブルの多さを指摘されたときの

 

考えられる原因と代表的な事例を挙げながら、
おかあさんのとれそうな対処行動をお伝えしています。

 

前回の記事はこちらです。

 

今回は、また違う架空事例を通して

考えられる原因とその対処行動をご提案させていただきます。

 

考えられる原因 その2 
遊びや活動のときのルールを知らなかった・理解できてなかった。
 

 

架空事例2 Bちゃんのママさんからのご相談。

 

愛:こんにちは。今日はどのようなご相談でいらっしゃいましたか?

 

お母さん:園で友達を叩いてしまいました。園にお迎えに行くとしょぼんとしていて・・・

まわりに居た子達が、Bちゃんが叩いたんだよ、と教えてくれました。

 

愛:そうでしたか・・・。それで、どう対応されたんですか?

 

お母さん:その子達が言うには、どうやら、おもちゃを使う順番でもめたらしくて。

先生からもお話があり、状況を教えてもらいました。

 

先生がみんなに伝えたルールが、うちのBには

細部まで伝わってなかったようです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

Bちゃんのママさんは、子ども達や先生から話を聴いて

自分なりに状況を理解しようと努力されているのがよくわかります。

 

 

この場合、トラブルの原因として、おもちゃを使う時のルールが

Bちゃんには細部まで伝わってなかったため、Bちゃんとお友達の間で

認識の違いがあり、けんかになってしまったことも考えられます。

 

先生は、言葉で(一斉指示の形で)ルールを伝えられていたのでしょう。

でも音声言語は、聞いたはじからすぐに消えてしまいます。

 

言葉だけの指示でキチンと細部まで理解するのは

今のBちゃんには難しかったかもしれません。

 

先生が言葉を発していた時に、別なことに気をとられて

聞いていなかったのかもしれません。

 

こういうとき、先生に、

指示の伝え方の工夫をお願いするのも一案です。

 

例えば、お願いの仕方として

 

「まだBは、言葉だけでの長い指示を聞いてすぐ理解するのが

難しいことがあります。」

 

「ほかに気をとられてると、

家族の話を聞き逃すことが家であります。」

 

など、先生に日頃の自宅での

Bちゃんの様子をお伝えになったり

 

 

「家では、言葉だけでなく、実物を見せながら、あるいは身振りを添えて伝える、

ホワイトボードに書いて伝えてます。そうするとBの理解が深まるようです」

 

「注意がよそに向いていると思ったときは、まずBに声掛けして

注意がこちらに向くようにしてから、話始めるようにしています」

 

など、お母さんが普段から工夫されていることがあれば

お伝えになると良いでしょう。

 

その上で、

「まだBは、言葉だけではルールやお約束などを

細部まで理解することが難しいようです。

 

身振りや、実物を使いながら

先生から伝えていただけないでしょうか?」と

 

Bちゃんの言葉の理解が深まるように

先生にお願いしてみられるのはいかがでしょうか?

 

 

 

先生に伝え方の工夫をお願いすることにより、

Bちゃんの言葉の理解がすすめば、

 

ルールや状況の理解も深まり、

遊びや活動をより積極的に楽しむことができます。

 

友達とのトラブルがへると、園で生活しやすくなりますね。

 

 

 

園でのトラブルは、どうしてもお母さんの手の届かない範囲のことですので

お母さん一人で何とかしようとするのではなく、

園の先生と相談しながら、お力添えを頂きながら、

うまくお友達と付き合っていけるように、お手伝いしてもらうのが良いでしょう。

 

 

7月15⽇から募集開始している発達凸凹っ子さんの就学準備伴走3か月サポートでは、

お子さんのケースに合わせてお子さんのトラブルの悩みに対処する方法

就学に関するご相談にのることができます。

 

 

公的機関の相談と違うところは、数か月に一度とかの相談ではなく、

月数回のZOOMやラインでの相談を通して

きめ細やかにサポートさせていただける点です。

 

 

悩みがある時にすぐラインで相談できる体制を整えていますので、

発達凸凹があるお子さんのお母さんの日々の悩みにも対応可能です。

 

 

サービスの詳細は、

下記をご覧くださいね。