ここは、エルサレムの旧市街。
イスラム教、キリスト教、ユダヤ教
三つの宗教の聖地として
世界中から巡礼者でにぎわう街です。
その信者数、
合わせて約38億人だそう。
破壊と再生を繰り返しながら
数千年も守り続けた
それぞれの聖地。
襟を正す思いで
足を踏み入れました。
街全体が重厚な石壁で覆われ
外の世界から隔離されたような別空間。
様々な宗教的な装いをした人々が
とめどなく行き交います。
迷路のような細い路地。
異国情緒あふれるお店が
ずらりと軒を連ねています。
昔もこんな風景と趣きだったのかなと
タイムスリップしたような
不思議な感覚になります。
街の随所で
様々な祈りの場に出会います。
そこに流れているのは、
おごそかなで凛とした空気。
黙々と祈りを捧げる敬虔な信者たち。
その姿を間近で見ると
心の奥の何かが動きます。
その宗教に属していなくても
崇敬の念のようなものが湧きました。
夜の城壁は意外や意外、
昼の雰囲気と一変。
プロジェクトマッピングで
現代アートが彩られています。
天体望遠鏡で満月を楽しむ人たち。
徒歩圏内には、新市街があります。
近代的なショップや
レストランが建ち並び、
夜はなかなかのにぎやかさ。
ストリートミュージシャンの姿も。
次回は、それぞれの聖地を
ご紹介したいと思います。
今日もお読みくださり
ありがとうございました。
エルサレム旧市街へご旅行の方へ
＊聖地見学は、肌を露出しない服装をおすすめします。薄着の季節でもストールやカーディガンがあると便利です。
＊城壁内は、でこぼこの石畳や階段が多いので、歩きやすい履物がおすすめです。つまずいて転倒している観光客を何度か目撃しましたのでお気をつけください。
＊旧市街に宿泊をお考えの方は、地区によって宗教色があり、食事内容も異なりますので、あらかじめ下調べをしての予約をおすすめします。
（滞在時 2019年 秋)