収益分配金のご案内(兼支払通知書)の見方 | 投資信託で資産運用

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私は毎月送られてくる 収益分配金のご案内(兼支払通知書)は
全て残しています。

物持ちが良くて、会社の後輩に 「ドラえもんのポケットみたいに
色々出てくるんですね!」
なんて あまり褒めた感じではなく言われたりします。

過去を振り返るのは勇気が入りますが、
見えてこなかったものが見えてきますので、
できるだけ残しておきましょう!

1) 分配金受取コース(=一般コース)の場合  
「収益分配金のご案内(兼、支払通知書)」を受け取ったら、
「お支払金額」を見ましょう。

(2) 分配金再投資コース(=自動けいぞく投資コース)の場合
 
「収益分配金再投資のご案内(兼、支払通知書)」を受け取ったら、
「再投資口数」を見ましょう。(byモーニングスター)

そりゃそうですよね^-^;

でも、もっと大事なポイントが・・・。

特に、分配金受取の場合
分配金が出ているからといって喜んでばかりもいられません。

ポイント普通分配金なのか、特別分配金なのか。
分配金のうち、課税される分配金のことを「普通分配金」、
課税されない分配金のことを「特別分配金」といいます。

決算日の基準価額>個別元本
⇒個別元本より基準価格が上回って儲けが出たので税金がかかる。
(普通分配金)

決算日の基準価額<個別元本
⇒個別元本より基準価格が下回っていたのに分配金が出ているので
自分の個別元本を手元に分配金という形で受け取っているだけ。
自分のお金だから税金がかからない。
(特別分配金)

ポイント個別元本が上がっているか下がっているか。
特別分配金ばかりで個別元本が下がり続けることが多々あります。
気をつけましょう!

よく言われるタコ足配当かと思いきや、そうでない場合もあります。

その見極めは・・・

設立当初に運用が上手くいっていて、
その運用方針により、分配金を多く出さなかった場合に、
過去の繰り越されてきた分配金のストックや売買益(繰越分配可能原資)から
分配金を配当していることがあります。

でも、そのままタコ足配当の投信もあるようですので
ネット証券やモーニングスターで公表されている
過去5年とか10年のチャートを見てみて
初期から多額の分配金を出していたら要注意です。

運用報告書にて当期損益金-収益分配金が
マイナスになっていたり、基準価格が軒並み
下がり続けていたら注意してくださいね。

大手インターネット証券会社一覧はこちらの記事でご紹介しています。
是非活用してみて下さい。
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