前記事で
自閉息子ぽん太が
お給料と賞与をいただいた、と書きました。
それに関連して、ですが
先日、障がいのある子を持たない友人に
『うちのお兄ちゃん(ぽん太)、○○で仕事させでもらって、
お給料は月に□□円もらっているんだよ。
時給に換算すると☆☆円くらいかな。』
と話してみたんです。
(障がいのある親同士では
子どものお給料の話はあまりしません。
子どもがいただいている工賃の話は何となく避けがち。
事業所が違えばいただく工賃は違うし
同じ事業所に通っていても全く同じ額、では無いし。)
障がいに関係の無い人だから
私も話してみたんですが
彼女、絶句していました。
『少なすぎてビックリした❓』
彼女に聞いてみると
『違う、そうじゃ無くて❗
1ヶ月頑張って働いているのに
障がいがあるから、って、普通の人とそんなに差をつけられるの、納得出来ない❗
あなたは何とも思わないの❓』
いや〜ビックリ。
健常の子しかいない人はそういう意見なんだ。
障がい者でも仕事がバリバリ出来る方は
一般企業の障がい者枠やA型で
たくさんのお給料を得られるけど
重度の人はそれは難しい。
職員さんに支援してもらいながら
自分のペースで作業している。
その仕事内容は
たくさんの収入につながるものでは無い。
それでも
毎日通えるところがあって
作業をさせてもらって
少ないながら工賃がいただける。
障がいのある子(特に重度)をお持ちの親御さんは
『お金は問題じゃないの。日中、毎日通える場所があるだけで感謝。』
そう話す方が多い。
私もそこに疑問を感じた事は無かったな。
障がいを持つ子がいない彼女には
絶対にわからない世界。
でも、障がいのある人たちにもっとお給料を❗と
思ってくれた彼女の気持ちが
少し嬉しかったです。