40日間の夏休み | 強烈自閉くんとの暮らし

強烈自閉くんとの暮らし

28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

特別支援学校に入学して

初めての夏休み。


前年、療育に通っていた時は

夏休みはお盆の1週間だけでした。


それがいきなり

40日間の夏休み。


福祉サービスは始まったばかりで

まだ使える事業所は少なかった。

周りもみんな自分たちで子どもを見るしか無かった。


それが当たり前の時代でした。



とにかく、毎日何して過ごそうか。


そればかり考えていました。



買い物はゆっくり見れないので

値段を見ないで必要なものをかごに入れ

超特急で済ませる。



ネットで注文して届けてもらう。


そんな便利なシステムは当時ありません。




家で出来る事を考える。


庭でプール。

お風呂で泡遊び。

粘土にシャボン玉。

シールブック。



おもちゃは正しい遊び方はしなかったぽん太。

積み上げたり

絡ませたり

要塞のようなものを作っていた。



折り紙をちぎって延々と並べたり。





土日は夫がいるので

公共のプール、海、川に連れて行く。









この頃は特別支援学校で夏休みの数日間、

学校のプールを開放してくれていたので

連れて行ったり。


ひとつ上の学年のお母さまが熱心な方で

子どもと親が夏休みを快適に過ごせるように、と

楽しい事を色々計画して下さって

それに参加させてもらいました。


調理実習やマイクロバスを貸し切って工場見学、

バーベキュー。


みんな大変、お互いさま。


周りもみんなそんな感じだったので

孤独を感じずに済みました。



8月の20日頃になると

ラストスパート❗


9月1日に学校が始まると

同じバス停の保護者さんと


『長かったね~💦💦おつかれさま〜😂😂』が

合言葉でした。



ぽん太がデイを使い始めたのが

小学6年の終わりだったので


6年間、夏休みはこんな感じで過ごしていました。