負けるな、ぽん太(*・∀・*)ノ | 強烈自閉くんとの暮らし

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28才の自閉症の息子を育てている、落ちこぼれ母のつぶやきです。日々おだやかに暮らしたいのに、何かしら仕出かしてくれる息子…心がポキポキに折れてしまう事も多いけど、たまーに息子から素敵なプレゼントがもらえます。それを心の支えに日々頑張っています。

今日は火曜日。

本来は屋外の公園清掃の仕事の予定でしたが

急遽、屋内清掃の仕事に変更していただきました。

公園清掃はぽん太が行きたい、と希望して
行かせていただいています。

それを行きたくない、と言い出しました。

ワガママなヤツです(>_<)

でも、ぽん太なりの事情があります。

『行きたくない』じゃ、ダメだろうと考えたぽん太は
『体調が悪い(お腹が痛い)』と理由をつけました。

屋外の清掃は冷えますから。

でも、半分は仮病です。

昨日の段階で、何とか今日、公園清掃に行かなくて済むように知恵を絞ったようです。

でもこれはぽん太の精一杯の抵抗。
ぽん太は自分を守るために必死です。



障害者就労支援施設です。
障害の程度も特性も性格もさまざまな利用者さんがいます。
仲良くしなくても良いですが
どうしても相性の悪い方もいます。

利用者さん同士のトラブルは無い方が良いですが
職員さんが見ていても避けられない事もあります。

先週金曜の公園清掃の時、
ある利用者さんのスリッパをぽん太が間違えて履いてしまった。
たまたまその時、虫の居どころが悪かったその方は
ぽん太に激しく怒ったそうです。


もともとその方を『怖い』と思っていたぽん太は
すっかり心が折れてしまい、
午後からの仕事が出来なくなり
公園から自分の事業所に戻って来ました。
その方に怒られたから、とは一言も言わず
体調が悪いから休憩したい、と言ったそうです。


ぽん太、自分の中で一生懸命折り合いをつけようと戦っているのがわかります。

私にも、トラブルの事は一言も言いません。
ぽん太にもプライドがあるようです。


だから、私もぽん太には何も言わない方がいいんでしょうね。

自分で乗り越えてもらいたいし。

通所2年目に、同じような事があった時は
事業所に行けなくなり、休みがちになり家で暴れました。


その頃と比べると
休まないし、暴れない。

社会人まもなく6年目。少しずつ大人になっています。

幸い、職員さんがぽん太の気持ちをわかって下さっているのでありがたいです。

今日は申し訳無さそうに
屋内の清掃に行きました。

立ち直るまでに
少し時間が必要かな。

ワガママで
豆腐メンタルだけど

ぽん太さん、頑張っています。