● 【第3話】生きるか死ぬかの病気の経験が、私の生き方に大きな影響を与えたのです。
こんにちは。芦川マリカです。
こちらのブログの続きです。
細胞を培養した結果、がんまではいかないけれども、悪い細胞があることが分かりました。
私はそのとき23歳。
悪い細胞は、腫瘍の中の、ちいさな、いくつかの袋に入っていたので
おそらく、もう一つの卵巣や、子宮には移動していないだろうとのこと。
でも
万一の場合に備えて、3回だけ抗がん剤治療をすることになりました。
1か月に1度、一週間入院して、抗がん剤を投与します。
これが
辛かった。。
点滴で入れていくのですが、おしっこの管を入れて、トイレにも行けません。
ずっと針を刺されていること、おしっこの管を入れていることで、その動けない感じがなんとも辛く
それ以上に、点滴後、数時間経つと、気持ち悪いけれども吐けない辛さが襲ってきます。
うんちをしたい気にもなりますが、出ません。。。
とにかく、体全体が気持ち悪いのです。
そして、ある朝。
とうとう
髪をとかしていたら、足元に髪の毛が、バサッと大量に抜けました。
辛かったですね・・・。
私はそのとき、まだ23歳。
髪が抜けたときの光景を、今でも覚えていますよ。
なんで、私がこんな思いをしないといけないのだろう、ってね。
その後、医療用のかつらをオーダーしました。
誰にも知られたくないので、当時60万円くらいする、高価なかつら。
そのかつらは、かつらを無償で貸与する活動をしている、夏目雅子ひまわり基金に寄付させていただきました。
今でも、そのかつら、どなたかの頭の上で役に立っていたら、うれしいな!
この、生きるか、死ぬかの病気の経験が、私の生き方に大きな影響を与えることになるのです。
>>死んでもおかしくない病気をしたあとの私の生き様とは。。