↑前回の記事を書いてから、気がつきました。

 

気象予報士さんは、降水確率に関係なく、

つねに折りたたみ傘を携帯していると言いましたが。

 

よく考えてみたら、私も物理的に、

いつも携帯しているものがありました。

 

自前の聖書資料3枚に、聖句しおりをセットして、

封筒に入れてます。

 


この封筒を3セット、いつもカバンに入れてます。

 

いつどこで、どんな出会いがあるかわからないから。

 

・ 異端・カルト宗教の勧誘をしている人

・ イエス・キリストに興味がある人

・ 聖書に興味がある人

 

外出先で、こういう人にとつぜん出会ったときに、

すぐにキリストの福音をお話できるように。

つねに持ち歩いています。

 

状況が許せば、いっしょに資料をみながら、

詳しいお話をすることもできます。

 

いまのところ、まだそういう人とは出会ってません。

私は無職ニートで、近所のスーパー以外には出かけないし。

世間はコロナのため、人と直接話すこと自体がむずかしい。

 

しかし降水確率0%の快晴でも、

天気予報が外れて雨が降ることが稀にあります。

 

神様は、そういう稀な事象を、計画的に起こす御方ですから。

 

キリストを求める人との遭遇確率0%でも、油断は禁物。

実際はどうなるかわからないから、

役に立ちそうなものは、つねに携帯しておきたい。

 

「油断」とはよくいったもので。

聖書で「油」は、「聖霊」のシンボルですものね。

 

キリスト(メシア)は、「油を注がれた者」という意味だし。

マタイ福音書25章、イエスのたとえ話では、

油の予備がある人/無い人が登場します。

 

とにかく油断禁物なのです。

つねに聖霊の油を絶やさないように気をつけたい。

 

私が携帯している聖書資料は、

聖霊の試供品(笑)のようなものだと思ってます。

 

けっして十分な内容ではないし、雑味もまじってるけど。

キリストを伝えるチャンスを逃すよりはマシ。

 

 

 

福音書終盤のイエス・キリストは、

世界の終末について語っています。

 

終末の時代には、キリスト信者は迫害されるとのことですが、

迫害は、キリストの福音を伝える好機だとも言っています。

 

マルコ書と、ルカ書から引用します。

 

 

 しかし、まず、

 福音があらゆる民に

 宣べ伝えられねばならない。

 

 引き渡され、連れて行かれるとき、

 何を言おうかと

 取り越し苦労をしてはならない。

 

 そのときには、

 教えられることを話せばよい。

 

 実は、話すのは

 あなたがたではなく、

 聖霊なのだ。

 

 ――新約聖書 『マルコによる福音書』 13章10、11節

 

 

 

 それはあなたがたにとって

 証しをする機会となる。

 

 だから、前もって

 弁明の準備をするまいと、

 心に決めなさい。
 

 どんな反対者でも、

 対抗も反論もできないような

 言葉と知恵を、

 わたしがあなたがたに授けるからである。

 

 ――新約聖書 『ルカによる福音書』 21章13-15節

 

 

イエスは、事前準備をするなと言っています。

福音を語るのは、聖霊だから。

 

キリストを伝えるべき時には、聖霊によって、

語るべき言葉と知恵を授けてくれると。

 

しかし、事前準備をするなというのは、

「何もしないでぼんやり過ごしていればいい」

という意味ではないと思います。

 

イエスが事前準備をするなというのは、

「自分勝手に未来の状況を予想するな」

という意味だと解釈してます。

 

政治家の答弁みたいに、

事前に作った原稿を棒読みするようなやり方では、

キリストの福音は伝わらない。

その場で機転をきかせることもできない。

だからイエスは、弁明の準備をするなと念押ししてるのでしょう。

 

何をどう語るかは、聖霊におまかせするしかない。

 

ただ、そのための下準備として、

使えそうなものはなんでも備えておくのがいいと思います。

 

やはり油断してはならないです。

いざとなってからでは遅いことも多々ある。

 

私はつねに聖書資料を携帯しています。

 

その資料を、誰に、どんな風に渡すか、何を話すかは、

まったく考えていません。

未来の状況など分からないのだから、

事前準備のしようがない。

 

チャンスが来た時に、どんな風にキリストを伝えるかは、

聖霊のアドリブにおまかせなのです。

 

それでも、手元に資料があるのとないのとでは大違いです。

 

何を準備するかは、人それぞれです。

 

常にまったくの手ぶらでいいという人もあるでしょう。

 

健全なキリスト教会に通っている人なら、

教会の案内パンフレットを携帯してもいいでしょうし。

 

人とのかかわりが好きならSNSを活用したり、

IT技術があるなら動画等のオンラインコンテンツを作ったり、

各自の個性しだいで、いろいろやりようはあるでしょう。

 

神様によく祈って、導かれるままに、

なすべき備えをするのがいいと思います。

 

聖書資料の無料PDFを置いています。

↓フィーリングが合えば、ご自由にお使いください。

 

 

 

 

先日に大相撲を引退した横綱白鵬が、

記者会見でこういうお話をされてました。

 

「たくさんの技を持っている人は、ひとつも怖くなかった。

 型を持っている人が怖かった」

 

対戦相手として、

多彩な技をくりだす力士は、怖くない。

基本の型がきっちり身について、ブレない力士が怖いと。

 

キリスト信仰もそうだろうと思いました。

イエス・キリストという基本がすべてでしょう。

 

心技体といいますが。

 

信仰の技、つまり福音を伝える手段は、

しかるべきときに聖霊が与えてくれるでしょう。

 

しかし技を効かせるための心と体、

つまり信仰の体幹は、

日ごろから少しずつ鍛えていくしかない。

一朝一夕ではできない。

 

聖霊の働きがメインであるとはいえ、

日ごろの備えも怠らないでおきたいです。

 

 
 
※ 記事中の聖句引用元/日本聖書協会『新共同訳聖書』
 
※ イエスキリストの純粋な福音を知りたい人には、
 『キリスト教放送局 FEBC』をお勧めします。
 

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