学校で、職場で、住環境で、家庭内で、友人の輪において。

「なんだかわたしには合わないな」
「居心地が悪いな」
「嫌だな」
「もう行きたくないな」
「もう会いたくないな」
「あっちに移りたいな……」

と他者に相談した時。

「今いるところから別のことろへ移っても、
 そこでまた同じパターンの問題が起こる。
 今いるところで、今の問題をクリアしなければならない。
 問題から逃げてはいけない。」


という内容のアドバイスをよく耳にします。

けれども、KAZはあえていいます。

今の居場所があなたに合わないと感じるなら、
さっさとそこから離れて、別の所に移動してください!
合わない所に長居するのは、命の時間のムダづかいです。

たしかに、あきらかに本人の素行に問題があるせいで、
居心地が悪くなっているというケースもあります。
そういうケースでは、どこに行っても同じ問題が繰りかえし起こるでしょう。

けれども、KAZがいままでに見てきたところ、そしてKAZ自身の経験からしても、
今いるところが自分に合わなくて苦痛だと感じている人が、
他所へ移って見違えるように元気になって、活躍するようになったケースの方が多いです。
環境を変えることで問題が解決するケースも、たくさんあるのです。



これはKAZの感覚なので、統計学的な根拠はありませんが、

■ 環境を変えてから、息を吹き返した人 70%
■ 環境を変えても、同じパターンの問題を引き寄せる人 30%


という印象があります。
今いる場所とお別れすることで、心身共に解放されて、運気上昇した人の方が多いのです。

「ここで踏ん張れなければ、他所へいってもまた同じ問題が起こるのだから……」
と自分に言い聞かせて、間違った環境に長居して、
心身共にボロボロになってしまうことほどアホらしいことはありません。
アホなことはおやめください。

まじめな人、根性のある人、根気のある人、自尊心の低い人は、
「ここで踏ん張らなければ……」 の考え方にとらわれやすく、
ノイローゼになったり、鬱になったり、バーンアウトしたり、ろくなことがありません。

自分が長時間過ごす環境を変える/移動するだけで、
あっさり解決してしまう問題もたくさんあります。

自分をとりまく環境のことで悩んでいるけど、ふんぎりがつかない人は、
このように考えてみてはいかがでしょうか。

■ 環境を変えれば、今の苦しさから解放される。

■ 新しい環境で一からやり直して、うまくいく人もたくさんいる。

■ もし、今の居心地の悪さについて、自分自身に原因があるなら、
 次の移動先でまた同じ問題が起こるのだから、
 そうなったならば、そうなったときに、あらためて腹を据えて取り組めばよい。


「ここで踏ん張らなければ……」などと思い悩んで、その場でなんとかしようともがくより、
とりあえず他所へ移ってみるという選択を、もっと気軽にしたらいいのです。

今いる所から離れるだけで元気になれれば、ラッキーですよね。
「こんなことなら、うじうじ悩んでないで、もっと早く辞めればよかった」
と思うことでしょう。

間違った居場所に所属していること自体が問題だった、というケースも少なからずあるのです。

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とはいえ、職場や家族など、その居場所に経済的に依存している場合、
間違った居場所だとわかっていても、そこを離れる決断をするのはむずかしいですね。

しかし、間違った居場所に長居していると、どんどん生気が奪われますから、
どのみち仕事も家庭生活も長続きはしません。
結局、いつかはそこを離れることになります。

それならば、まだ元気な余力があるうちに、
自分が健やかに過ごせる所へ移る計画を着々とすすめておきましょう。

心のままに、エイやっと気合を入れてそこを離れることができる人もいますが、
経済的なことが心配で今すぐ身動きできない人は、いずれそこを離れることを前提に、
虎視眈々と下準備を進めておくのです。

今すぐ離れることはできなくても、
「ここに長居はしない。わたしはいずれここを去る」
と決めるだけでも、幾分か心がラクになります。

「ここで解決できなければ、どこへ行っても……」
の、もっともらしいアドバイスは、いったん脇へよせましょう。

「ここで逃げ出すと、一生解決できないぞ」
というテンションで脅す人もいますが、そんなの、無視、無視。
その人が勝手にそう思いこんでいるだけです。

「わたしはここでイヤイヤ我慢してるんだから、オマエも我慢しろ。
 オマエだけここから去ることは許さない、オマエだけ楽になるのは許さない」
というのが、あなたを引きとめようとする人の本音です。

我慢したい人には、そのまま我慢させておきましょう。
その人は、我慢している自分が好きなのです。
でも、あなたは、他人の我慢につきあう必要はありませんので。

「ここはわたしの居場所じゃない」と感じたなら、
別の所……もっと自分がのびのび健やかに過ごせる所に移ってください。
環境を変えるだけで解決することは、たくさんありますから。

しかも環境を変えることで、自分がラクになるだけではなく、自分の周囲の人にも恩恵があります。
この辺の実例と詳細は、また次回にお話ししますクローバー
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以下追記 2022年11月30日

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