家庭犬というものは。。。。。。続き | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

おはようさんです晴れ

さて 昨日の続きでござんす・・・・・。


そう 皆さん 家庭犬に望んでいることというのは昨日のブログに書いたように 『穏やかにゆったりと暮らしたい』と言うことだと思います。

最近は 大型犬もお家の中で一緒に生活をする・・・というのは もう当たり前のような気がしますが、小型犬・大型犬の区別無く、意外と多いのが 『部屋の中で自由にさせている時間が長い』 ということです。

理想はそうなんですよね。

飼い主さんがソファでくつろいでいたら その足下に犬が寝そべりお互いにゆったりと過ごし、粗相をすることもいたずらをすることもない・・・・・理想ですよ。。。。。。

でも そういう生活になるには いきなり は 無理 ですビックリマーク

そのお宅の ルール を繰り返し 繰り返し教えていってからでないとダメなんですよね。。。

ブリーダーさん もしくはショップから仔犬を迎えた その日 から教えなくてはいけないんです。

まだ赤ちゃんだから・動物は口をきけないから・来たばっかりだから・・・・等々 いろんな理由付けをして、ずるずるとしつけ ルールを教える時期がずれていってしまう。。。。。 もう 犬の思うつぼにドップリとはまってしまいますねドクロ

仔犬ですから 放しっぱなしにしていたらいたずらをするのも粗相をするのもあたりまえです。だいたい 家庭に迎えるのは生後2ヶ月前後の頃だと思いますが、その頃の仔犬は人間にしたら3歳~4歳の子供と同じだと考えると分かりやすいかもしれません。その年齢の子供にトイレを絶対失敗してはいけないとか いたずらをしてはいけないと言い聞かせても難しいですよね。人間の子供はどこかに閉じこめて置くわけにはいきませんが そこは犬です。トイレを失敗させないためにはどうしたらいいのかというと、トイレを失敗できない環境に置いてあげればいいわけです。すなわちサークルでの管理です。サークルでトイレができたら褒めてあげて いい学習が積み重なれば失敗もふせげます。

サークルでトイレをさせたくない場合は クレートでの管理をし、クレートから出したらまずトイレの場所(庭など)に出してトイレをしたら部屋に少しの間自由にしてもいいと思います。

部屋で自由にしてもいいと言いましたが、ココでも注意があります。

部屋に放したら 遊んであげたいですよね!? でも これも本当はやってはいけないことだと思います。

家族にとって犬はペットですが 犬からみたら人間の家族と自分を含めて群れだと認識します。お家は群れの 巣 です。巣はゆっくりと休む所です。興奮をしていい場所ではありません。その巣で遊んであげると言うことは「興奮してもいいよ」と教えることになります。最初に書いたように ゆったりと過ごしたいと願いつつ、全く逆の学習をさせてしまっているのです。

興奮していいのは 外 です。遊んであげるときはお庭などで思いっきり発散させてあげて、お家に入ったら相手をしない 興奮をさせないというような接し方をしたほうが犬には伝わりやすいと思います。


まだまだ いろいろあるのですがやっぱり文章で表現するのは難しいですね。

基本的には どんな飼い方をしてもいいのだと思いますが、そこには正しい犬との主従関係ができていなければ楽しい犬との生活は成り立たないと思います。