私の所には いろんな目的を持って訓練をしている犬達がいます
訓練競技の為の高等訓練 警察犬の専門訓練 災害救助犬訓練 そしてなんと言っても1番多いのは家庭犬としての訓練です。
どの訓練にも服従訓練というのは基本ですが それぞれの専門訓練・高等訓練の犬と家庭犬の場合は同じ服従訓練と言っても少しニュアンスが違ってきます。
その犬を将来 競技に使ったりする場合は初歩の段階から 欲づけ に力を入れます。いわゆる喜求性を伸ばしていくのです。人間と一緒に作業をするのは楽しくてしょうがないという意識をしっかりつけます。最初から型にはめることはせず、端から見たら落ち着きがないようにみえるかもしれませんが、動くこと を重視して徐々に節度を付けていくようにするのです。
家庭犬の場合は あくまでも飼い主さんとの生活の中で冷静に穏やかにルールを守って生活をできるように訓練をするというのが目的ですので、この欲付けをあまりやってしまうと収拾がつかなくなることがあります。
もともとおとなしい性格の犬の場合はいいのですが 性格が家庭犬向きではない犬の場合は少し難しくなります。動きたくてしょうがない性格なのに 冷静さ を最初から求めていかなければならないからです。
では 家庭犬として どんなことができるようになればいいのでしょうか・・・・・。
私が思う家庭犬としての必須科目は 待て と おいで というこの2科目です。
この二つをしっかり犬に理解をさせておけば 様々な危険なことなどから回避させることができます。
そのほかには もちろん人間の歩調に合わせて歩くことや座れなども理解させた方がコントロールしやすくなると思います。
そして 昨今の家庭犬に求められることに お部屋の中での態度 があります。
多くの飼い主さんは 部屋の中ではなるべく穏やかにゆったりと生活をしたいと考えていらっしゃると思います。
犬にもそれに合わせて欲しいと考えているはずです・・・・・が しかし、そう願うのとは裏腹な管理をされている場合がほとんどだと感じます。
それは どんなこと と申しますと・・・・・・・
あっ 時間がなくなったから 続きはまた明日