就職活動 | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

今朝 ワイドショーで大学生の就職活動がまっ盛りであるという話がありました。

みんな リクルートスーツに身を包み、各会社の説明会やら会社訪問をしておりました。

心の中で『いつもは茶髪で流行のカッコしてんだろうにな・・・・。これって見せかけだよなぁ・・・。』と 思わず突っ込んでしまいましたが・・・・・・・。

学生の狙うのは『安定した企業』だそうで。。。。。。。

女子学生が『やりたい事ができるのが魅力です』とインタビューに答えていたけど、『やりたいこと』が入社もしてないのにわかるんかいな!? すごいな この子。。。。。

ここで 又 昔を振り返ってしまうんだけど、私は 本当になぁ~んも考えていないアホな子だったので、頭の中は『好きな事やろう』というのと『デスクワークは無理』ということしかなかったよね。

社会の厳しさもなんも知らず、本能の赴くままに前に進んできた気がしますわ・・・・・。

それが良かったのか悪かったのか・・・・・まぁ 今 好きな仕事で おまんまがいただけていて幸せなので、たぶん良かったんですけどね。

みんながみんな、好きな仕事に就けるわけではなく 生活の為に仕事をしているという方が多いであろうと思われる中、私のように好きな仕事、しかも定年退職の無い仕事にめぐり合えたのは本当にラッキーだと思っています。

何年か前に 電話で問い合わせがありました。『お宅で雇ってもらう事は可能でしょうか?』。。。。。。。明らかに大人の男性の声でした。どうやら、リストラにあい どうせなら昔から好きだった犬の仕事と思われたようですが、聞くと奥様もお子さんもいらっしゃるとのこと・・・・・・。ちょっと 遅すぎかな・・・・・修行にはいれば給料なんてすずめの涙ですよ と話したらあきらめた様子でした。

私は基本的に年齢がいっているからという理由では断らないのですが、そこは若い子とは違って相当な覚悟をしていただかないと 他人の人生の数年間を預かる事はできません。

人によって15歳で社会に出る人、18歳で出る人、20歳で出る人、22歳で出る人・・とおおまかに学校を卒業して社会に巣立つ事が多いのでしょうが、昔ならいざ知らず 今の若い子に自分の本当にやりたい事や向いている事が分かっている人は少ないように感じます。

欲しいものは何でも手に入るような育ち方をしてきていて、欲が無いのでしょうか。

今 一生懸命自分の人生を考えないと 後々 後悔してしまうのではないかと気がかりです・・・・。

どこからか 『大きなお世話だパンチ!』・・・・・という声が聞こえてきそうだけど。。。。。。。。。。。。。ガーン