昔話 その12 見習い訓練士の葛藤 | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

私は自分でも自覚はしていたが、男勝りで気が強い性格をしている。そんな性格が災いしてか、よく先輩や同僚とぶつかった。相手が私よりも体の大きな男でも 年上であっても理不尽なことを言われたり やられたりしても絶対に泣かなかったし気持ちで負けるもんかと向かって行った。必然的に ますますいじめられたりしたが、どんなに体力的に無理だと思う雑用でも 男の人たちに頼らず黙々とひとりでこなした。かっわいくない女を地でいっていた。そして 新しい犬が入ってくると積極的に所長に頼んで担当にしてもらった。昔は訓練所に来る犬はシェパードが多かったので、たまに他犬種が来ると どうしても訓練してみたくて担当させてもらった。同僚の男の子にしてみれば 相当 おもしろくなかったのか ある日、些細なことで大激突爆弾 つかみ合いのケンカになった。髪の毛を引っ張られ、殴られた。「おまえなんか 女らしくなくてなまいきなんだよぉパンチ!」と言いやがる。「あんたこそ 全然男らしくないだろうぐぅあぁぁぁパンチ!」と 短い手足をバタつかせ1.2発は蹴りぐらい入れたと思う・・・叫び

あとから所長にも怒られたが、女だから はかなげにおとなしくしていろというような偏見にはどうしても納得がいかないのだからしょうがない。建て前で人とは付き合えない。いつも本音だ。そのケンカをした同僚は資格を取ってから訓練士を辞め、今は長野で大工の棟梁になっている。同じ釜の飯を食ったいい仲間だ。

いつも心に念じていた言葉がある。

本当の自分を 嘘の無い自分をわかってもらうには、本当の自分を 嘘の無い自分をみんなの前にさらけ出すしかない。そう 心に念じて 私は私の道を行く・・・

どんな仕事も楽では無いが 住み込みの見習いというのは精神を相当鍛えられた。今では辛かったことも良き思い出だ。


わんわん今日のわんこわんわん

あぁぁぁあぁぁぁぁぁしょぼんフォトのところから どぉーやったらこのページにペッタンできるのさぁぁぁむかっ

誰か オイラをレスキューしてくれろぉぉぉぉぉぉガーン ぼやきまくりだぜドクロ