昔話 その9 希望の日々の巻 | つまづいても 犬たちとのエブリデイ

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ひとりの やや元気すぎるおばちゃん訓練士の、ドタバタな日々のブログです。

訓練所にもだいぶ慣れ、少々 風当たりは強かったものの 毎日楽しく仕事をしていた。ジュンゴというオスのシェパードが私の勉強犬として担当させてもらえ、しょっちゅう グラウンドに出してはボール遊びをしたり訓練の基本形を練習していた。ジュンゴは長毛のシェパードだったが なんだか優雅な雰囲気のある犬だった。性格も少しシャイなところもあったが元気のある可愛いヤツだった。

○達訓練所で 私は訓練士としての基礎を教わった。訓練の楽しさ・厳しさ・難しさを知り、訓練そして犬の奥深さを学んでいった。

今は訓練も世界を目指す時代だが、当時の目標は5月と10月に長野の霧が峰で行われる全国大会だった。まずは、10月の日本訓練チャンピオン出場が私の目標だった。何回か数頭の犬達と出場し、R.ch(リザーブチャンピオン)ch.G(チャンピオングループ)に入賞も果たすことができた。その中でも、とりわけ私の印象に残っているのは アンナというメスのシェパード。黒みがちの子で素晴らしい訓練性能の持ち主だった。訓練中は決して私から集中を外すことなく、常に私の指示をまっていた。アンナと出場した霧が峰。服従作業を終えた時、私が即座に思ったのは「どうしよう 今の絶対減点されてない!」・・・絶対100点満点だ!!確信していた。なぜだか・・・・・

そして 次の警戒作業に臨んだ。パトロール・・・これも ほぼ完璧な作業ビックリマークよしビックリマーク次はA.B犯だ・・・と ここで落とし穴が待っていた。逃げるA犯を追い咬捕しなければいけないのだがアンナは咬むことができず遠巻きに吠えるだけだった。原因は前日の練習の失敗だった。指導手である私のミスだしょぼん 痛恨のミスドクロ泣きながらアンナに謝り続けた。アンナの全てを出し切れなかった。審査の結果発表のとき・・・・・服従作業の点数は・・100点だった。


わんわん今日のわんこわんわん

昨日まで町長選挙のウグイスを 頼まれてやっていた。忙しくてあまりジックリと犬達と関われなかった。写真は相変わらずペッタンできるように設定できないし・・・・・・ん!?シェルティのチビ軍団・・走れるようになっとるじゃん。兄弟げんかもしたりして・・・・・今日こそペッタンできるようにPCいじるぞビックリマーク